ヨンジュンさんが贈った弔花
2011’01.29・Sat
李秀賢さん10年忌、韓日両国で追悼行事

「最も恐れるのは、故人が少しずつ忘れ去られること」
日本に留学中、ホームから線路に転落した日本人を助けようとして、電車にひかれ死亡した李秀賢(イ・スヒョン)さん(当時26歳)の10回目の命日に当たる26日、李さんを追悼する行事が韓日両国で行われた。
26日午後、東京都千代田区の「主婦会館プラザエフ」では、李さんの父親・盛大(ソンデ)さん(71)など300人が出席する中、李さんをしのぶ会が行われた。
李明博(イ・ミョンバク)大統領は、権哲賢(クォン・チョルヒョン)駐日韓国大使が代読した追悼の辞で、「尊い命を救おうとした故人の勇気を思えば、国境など大した問題ではないことを思い知らされる」というメッセージを送った。
菅直人首相も、外務省の菊田真紀子政務官を通じ、「日本国民は、事故から10年がたった今も、故人の勇気ある行動を忘れてはいない」という追悼メッセージを寄せた。
李さんをしのぶ会には、河野洋平前議員や田中真紀子議員など歴代の外相らも出席したほか、前原誠司外相や三菱東京UFJ銀行の永易克典頭取、俳優ペ・ヨンジュンなどが弔花を贈った。
さらに、28日には東京都新宿区の四谷区民ホールで、「アジアの風になれ」と題したチャリティー音楽会が開催される。
一方、李さんの母校である釜山市のネソン高校でもこの日、正門の横に設けられた「李秀賢記念碑」の前で追悼行事が行われた。
「義人・李秀賢の精神をたたえる会」のメンバーや同高校の総同窓会、生徒会が共催した行事には約30人が出席した。
李さんをたたえる本『あなたを忘れない』を記念碑の前に供えた「義人・李秀賢の精神をたたえる会」のハン・ギョンドン会長は追悼の辞で「最も恐れるのは、李秀賢さんのことが少しずつ忘れ去られることだ。
人々に忘れられないようにすることが、われわれの責務だ」と述べた。
ネソン高校を卒業し、高麗大に進学した李さんは、2001年1月26日午後7時18分、東京都新宿区のJR新大久保駅で、線路に転落した日本人男性を救助しようとして、電車にはねられ死亡した。

-朝鮮日報-
早いですね~
もうあの事故から10年が経つのですか。
当事はヨンジュンさんの事すら知りませんでしたが、この事故の事は今でも衝撃的に覚えています。
新大久保の駅に行くたび線路を見て思い出します。
今でもJRの事故対策はあまり進んでおらず、転落防止のホームドアなどの設置も進んでいないとニュースでやっていました。
おばさんも足が不自由なので何度も怖い思いをした事があります。
お金には代えられない命。
一日も早い設置を望まずにはいられません。
***産経ニュース***
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