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2009年 ペ・ヨンジュン

2011’05.31・Tue

[O2カバーストーリー]芸人ペ・ヨンジュンの今日
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23761786_1.jpg  글・文/ホ・ミンニョン記者

ヨン様と共にした7年、2回目の'恋歌'を歌う冬がまた近づく

'彼は本当にペ・ヨンジュンと親しい仲だろうか?'

ペ・ヨンジュンに会いに行く途中、同行した記者たち何人かが賭けをしたと彼らのうちの1人が私に笑いながら耳打ちした。
私は首を横に振りながら'ただ知っている仲'と答えた。

社会生活をしながら'親しい'という言葉が乱用される場合をよく見た。
乱用よりさらに嫌なのは誤用される場合だ。
だから私は彼との関係を規定する適切な単語として'知っている仲'という表現を選んだ。

9月最後の日、日本東京ドームでは彼が出版した本'韓国の美をたどる旅'の日本語版出版記念会があった。
私をはじめとする取材陣は後方控室に席をとり彼を待った。
彼は舞台衣装のまま姿を現わした。
取材陣を見回す彼と目が合い、互いに軽く手で挨拶をした。
横に座っていたある同僚が言った。

"ペ・ヨンジュンと本当に親しいようだ。"

まさか、知っている仲でも手の挨拶くらいはする。
集団インタビューが終わってペ・ヨンジュンは遠く日本まで訪ねてきた記者と一人一人挨拶を交わした。
あいにく私の順序は一番後だった。

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ペ・ヨンジュンは時間が経つほど孤独な存在になった。
彼が言った"妻が必要だ"という冗談を軽く流せない。

彼と私の対話は7分程続いた。
その後私は早足で取材陣を乗せたバスに乗り、少し年下のある同僚記者はこの世界の用語で'水を飲まないか'心配だったのか、どんな話を交わしたのかとこっそり来て尋ねた。

この場面で'何の話もしていない'と答えたら、聞いている相手は礼儀上首を縦に振りながらも心中では'憎たらしい'と思うのが分かりきっている。
しかしいわゆる'ネタ'になるほどのことも話さなかったのは事実なのに…、困惑していた。

●平凡な俳優としてとても特別な存在として…、彼の過ごした7年
"その間どのように過ごしていたのかは聞いた。"(ペ・ヨンジュン)

彼が私に望む返事は'無事に過ごした'あるいは'まあまあだ'でもない'心中の事情'だったのか。
ソウルの某ヘルスクラブで偶然にあった後1年半ぶりだった。

1日のように流れた1年6ヶ月という歳月の間彼は本を書き、私は会社を移った。
有名税を離れて個人の年代記というのはこのように虚しいのだ。
彼と私は特別な理由なくほろ苦い微笑を交わした。

私の挨拶は"本はよく読んでいる"だった。
東京にくる前、彼の所属社を通じて本を手に入れた。
本当に読んでいるとお世辞ではないと付け加えると彼は首を縦に振った。

過去7年はドラマ'冬のソナタ'で触発された'韓流'の年限でもあり、ペ・ヨンジュンと私が'知っている仲'として過ごした時間でもあった。

またこの7年は今になって考えてみたらその間演芸記者をしてきた自分にも少なくない変化をもたらした。

芸能人のゴシップと全く塀を作って生きることはできない職業的宿命だ。
誰それと誰それが恋人になり、その上結婚でもする日には大騒ぎするのが事実で、そのニュースを逃したりでもしたら始末書程度は喜んで書く覚悟を'辞表を書く'日までは'常に'持って生きなければならないのだから。

ゴシップの戦争は相変らず有効だったり日が進むにつれ私の首をより一層締めつけてくるかも知れないという気がするが、それでもペ・ヨンジュンが居るので私は息の根を少しでも開くことができたと告白する。

何故なのかは一行で説明が可能だ。
ペ・ヨンジュンは事件、事故でなくても9時のニュースを時々飾る芸能人だからだ。

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彼が書いた‘韓国の美をたどる旅’は韓国と日本を合わせて初版7万部が売り切れた。

● '妻が必要だ'というペ・ヨンジュン
取材陣とのインタビューで彼は冗談でこのように言った。

"今必要なのは妻"だと。

少し前まで出演していた某アパートCFの有名なコピーを引用した彼の才覚は事実インタビューしないことで有名な、だから記者とはよそよそしくならざるをえなかった雰囲気をあっという間に崩した。

インタビューが終わって別に彼と向き合った時私は彼の表情に微妙な変化を感じた。
その変化は虚脱感からくるかもしれないし、寂しさからくるかもしれないし、あるいはそんな感情が交差してできたものであるかもしれないと思った。

'韓国の美をたどる旅'は誰かに自分を貸し出して作り上げたものでない、ペ・ヨンジュン自らが作り出した初めての作品だ。
大きい山だったり、小さい山だった目標にした高地についに上がった時の感情を感じた人ならば成就の喜びは瞬間であるだけ、言葉では言いようのない虚しさにどうすることもできない自分を発見することになる。

もしかしたらペ・ヨンジュンは本を出して何と4万人に達する観衆の前で出版行事まで行った今まさに自分を押さえつけていた緊張感を解除してその気持ちに浸っているのかもしれない。

彼は"体調が良くない"と言うと私に"巡り会った人いる?"と尋ねる。

俳優が記者に?主客が'転倒'した感じだが、彼は二人だけの対話で私に異性交際の有無を尋ねた。
私からも何となく寂しさが感じられたのだろうか。
本当は誰でも'感情移入'して相手を解釈たのではなかったか。

私は少し前に別れて"少し大変だ"と言った。
彼は薄笑いを浮かべて"ソウルへ帰ったらお茶でも飲もう"と言った。
その茶は'慰労酒'のようにほろ苦い味がしそうだった。

そういえば7年前彼と私はソウルのある伝統茶店で初めて会った。
映画'スキャンダル-朝鮮男女相悦之事'が封切る頃だった。

その時もペ・ヨンジュンは伝統茶が好きだった。
双和茶を飲んだことで思い出すのだが、私は'どうしてタマゴはいれないのか'という冗談を投げたようだ。
彼が笑ったのかはよく思い出せない。

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●彼は有銭有罪だ
トップの韓流スターとして君臨し、ペ・ヨンジュンは時々数字で表現されたりする。

空港に出迎えにきた日本の女性ファンが'何人だ'から彼が最近出した本'韓国の美をたどる旅'は韓国と日本を合わせて初版7万部が全部予約で売り切れ、これを金額に換算したら'いくらだ'まで。

'ヨン様'という彼の愛称に付け加えて産業化に近づく国内芸能界を論じる過程でマスコミは彼を'株式長者'と命名したりもした。

日本東京ドームで進行された本の出版記念会にも数字を前面に出したニュースは数限りなく登場した。
例えば10万余ウォンの均一価で売り出した4万5000枚のチケットがほとんど全部売れたから、この日一日に彼は入場料だけで45億ウォンをかき集めたという報道が代表的だ。

そのように約7年以上ペ・ヨンジュンが数字で描写されたら多くの人々は彼をペ・ヨンジュンでなく'いくら'で見始めた。

今までどれくらい儲けて、今度はどれくらい儲けて、これからどれくらい儲けるのかが大衆の関心事になったわけだ。
例えばペ・ヨンジュンに対する大衆の嗜好はスキャンダルの代わりをし、その'いくら'に置換されたのと同じだ。

彼がいくらを蔵に積んだのかは私も分からないことだ。
彼が享受していることについて私が知っているのは、国内で何台も転がっていないというマイバッハは会社所有で、彼が実際に乗る車はランドローバーで、多くの人たちが気になっている彼の家が実は'賃貸'というのが全部だ。

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ただし資産が全部でいくらになるかと尋ねなくても彼が流行語で'3代が暮らす程は集めたのではないか'という推論は十分に可能なようだ。

人の欲というのはきりがないだろうが、金を儲けて積む面白味を越えたら世の中の道理がそのように無感覚になり無意味になるのではないだろうか。

彼はその虚しさを"空にする"という言葉にかえた。

ペ・ヨンジュンは"ソウルに帰ったら家にある家具を一つ二つずつなくしていって家を空にしなければならない"と言った。
この言葉は色々な記者とのインタビューの途中流れ出たのだが、ここに付け加えて彼は"すべてのことが豊かなのはむしろ何かに押さえられる感じ"と表現した。

それでも彼はコスダックにも上場された自分の会社を通じて金を稼いでいる。
'ゴシレ'という自分のブランドのもと東京港区に高級韓国料理店を開きキムチとマッコリを海外に出している。
事業をする人々は当然理解するはずだ。
会社というものも結局は有機体なので絶えず成長するしか、いや育てるほかはないということを。

もしかしたら彼は初めから会社の上場などはしないほうがましだったと思っているかもしれない。
ペ・ヨンジュン自身をある程度は束縛している会社株価の行方を、彼は私生活では"全部なくして、全ての物を減らしていくこと"で解消しているのではないのか。

●彼の明日、変化激しいだろうが推察可能
一種の文化体験書と言うことができる'韓国の美をたどる旅'は今日の彼を存在させた'冬のソナタ'から映画'スキャンダル'と'四月の雪'、最近のドラマ'太王四神記'までのどんなものと比べてもペ・ヨンジュン自身にとってとても重要な意味を持つ。

役についての選択は彼の役割であったとしても、数多くのアジア ファンをひきつけた作品の中のペ・ヨンジュンは結局は多数の誰かによって創造されたものだ。

それに比べたらこの本は例えば途方もないスケールのUCC、自己制作物というに値する。
全て彼の思い通り企画し完成した'韓国の美をたどる旅'はそのような点で自分が楽しみ、感じたことを彼が'家族'と呼ぶファンと共有しようとする'プロシューマー'(prosumer)の段階を見せている。
商業性は彼のネームバリューに伴って自然に付いてくる副次的な問題であるだけだ。

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ペ・ヨンジュンの7年は華麗だった。
これから繰り広げられる'ペ・ヨンジュン2期'はどんな姿だうか?

ペ・ヨンジュンというトップの'源泉コンテンツ'は一方、ファンをより一層呼び集め結集させる'核心'を少しずつ変化させる過程に置かれている。

7年間彼を輝かせていた、そして今後も輝かせる源泉は誰もが察するように'冬のソナタ'だ。

しかし世の中すべてのものが永遠ではない道理。
"矢のように過ぎ去ってしまった"過ぎ去った歳月のある時点で彼は自分を見せることができる'自分だけのもの'でよく言う'ペ・ヨンジュン2期'を迎えたかったのかもしれない。

理由のない行動がないように世の中は'因果'という秩序である程度は動く。
彼が伝統料理に関心を傾け伝統文化を体験した手記まで出した今になって、新しいペ・ヨンジュンはどんな姿で7年後大衆に記憶されるのか推察できないだろうか。

-BYJ's History-





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