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2003年 ペ・ヨンジュン

2013’04.12・Fri

スキャンダル製作記 ベ・ヨンジュンのフォトコメンタリー
<스캔들> 제작기 배용준의 포토코멘터리
2003年10月10日 シネ21 
ベ・ヨンジュン、イ・ユジン プロデューサーが書いた<スキャンダル-朝鮮男女相悦之事> 140日の撮影記

ベ・ヨンジュンの趣味はスポーツに限定されていなかった。
誰かに学ばなくても一人で写真の本に下線を引いて自習をした彼がいよいよ‘作品’水準の映像を選び出し始めた。
彼は<スキャンダル-男女朝鮮相悦之事>の製作現場に写真の本と一緒にライカM6、ニコンF5 などを持ってきてしきりにシャッターを押した。
主にスタッフたちを主人公にして撮ったが美しい風景も忘れなかった。
その瞬間が自然に<スキャンダル…>の製作日誌になった。
ありがたくもベ・ヨンジュンはシネ21のために直接写真プリントして、ベストと思われるカットを直接選んで(本人が直接選ばない写真は製作者にも絶対に見せてくれなかった) コメントをつけてくれた。
これに新しい史劇を作り出すまでどんな困難な旅程を経て来たのかイ・ユジンプロデューサーがわざわざ別に製作日誌を作ってくれた。

白黒写真は全部ベ・ヨンジュンの作品であり、カラー写真はスチール技師の手から出たものだ。


ベ・ヨンジュンのスキャンダルフォトコメント
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“あと4ヶ月… まだ契約書に判を捺す前だったな”
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希代の浮気者チョ・ウォン役をするようになるまで、映画社も僕も何重もの障害物を通過しなければならなかった。
僕の方ではマネージャーを含めすべての人々が映画デビュー作で ‘史劇’をするということに決死の反対を叫んだし、監督も僕を念頭に置いた事がなかったんだ。
理解できる。
ドラマの中のイメージだけを考えたら確かに冒険だったから。
しかし周辺で反対をすればするほど僕の中のまた別の僕が‘これは僕の役目’と言う合図をしきりに送ってきた。
しかし僕自身もまげを結った僕の顔を想像できないのは同じだった。
映画社と僕全員。
ひとまず扮装テストをしてみる事にする。
めがねを脱いで、ひげを付けて、韓服を着てまげを結った。
生まれてこのかた頭を全部結い上げてまげの中に隠してマンゴン(網巾)を引き締めたら息詰まるほどに頭が痛くなった。
今すぐ脱ぎ捨てたい思いのほかなかった。
イ・ゼヨン監督の細心さはまげを結う時もカットの頭にマンゴンだけ巻くことを受け入れなかった。
それなら毎度こんなに力いっぱい締めなければならないということなのだが… 。
皆の‘意外にとてもよく似合う’という励みになる反応に痛みを忘れたのも少しの間…。
撮影期間が4ヶ月…。
めまいがしてくるまでする…うーん… まだ契約書に判を捺す前だった…。

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“グゥッと押してみなさい!僕もやるだけやったから…”
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すべての俳優が作品を始める前に多くの準備をするが今回は‘足どり’からまた学ばなければならなかった。
撮影の前、三清閣で両班の心がけから、韓服の着こなし、茶道を学んだ。
慣れない韓服を着てこの動作あの動作をしてみたら甚だしくは歩くことまでも難しく感じられる。
その上乗馬に刃使いはあたりまえ。
そしてチョ・ウォンが多くの女人との情事を春画に残すために筆をとって韓国画を描く演習までしなければならなかった。
昔の先人たちは詩·書·画にあまねく長けているだけなく自分の家屋を直接設計までするほど八方美人だったと言ったらふと 20世紀に生まれたのが幸いという気がせざるをえない。
その上もう一つの重要な課題は体重減量。
朝鮮時代のソンビに筋肉質体格が似合わないためだ。
クランクインまで 二ヶ月余り残った時間。
運動量を大幅にふやして絶食に突入した。
そろそろ見る人ごとにやせたようだというあいさつをかける。
しかし毎日会うスタッフたちは別に反応がない。
安東での撮影の日。
プロデューサー ユジンヌナとスチール テファンに自信ありげに一度押して見なさいと言う。
しかしかえって来る彼らの無反応。
“元々どうだったのか知っていなかったらやせたかどうか分からないってば?”
それからはおやつのテーブルにあわただしく加わったよ…。

“無事に終わるようにしてくださいませ”
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2003年 2月6日。
いよいよ初撮影の日。
薄い韓服の間に冬の冷たい風が入って来る。
映画の巡航を祈るコサの場。
ほほ笑みを浮かべて紙幤の束を口にくわえている豚の頭の前でミスク ヌナ、ドヨン氏と共に丁寧にお辞儀をした。
ミスク ヌナが手で頭を支えているあの姿勢は、撮影期間ずっとヌナの頭を僕のまげよりもっと苦しめるようになる 4kgのカチェの重さを支えるためだ。
あのように深々と頭をぬかづきながら僕は何を考えたのだろうか?
監督、スタッフ、ミスクヌナ、ドヨン氏… 皆能力があって頼もしい人々… 彼らと無事にこの長い旅程を終えることができることを… 眩しく白い塗布裾のチョ・ウォンが静かに話す。
同時に初映画、最善をつくして僕を信じているありがたい人々を失望させないように… 良い思い出の一裾として残されるのを… 新人俳優になったベ・ヨンジュンがささやく。


”タバコは増えるんですよ!肉は減るんだよね(やせるんだよね)”
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しかし、やはり世の中に甘い事は一つもない。
‘ハヨットイダ’、‘アニゲッソ’ などせりふはほとんど外国語のように感じられるほどでその分量も侮れない。
その上にこのチョ・ウォンというキャラクターのふてぶてしさは想像以上。甘いせりふは数もなく言ってみたし涙もたくさん流してみたが口では純情を告白しながら振り返って下品なほほ笑みを飛ばすこの人の境地は易しくない。

口数少ないイ・ゼヨン監督も心中ではとても心配している様子だ。
ああ~ やめたタバコに自然と手がいく。
別にダイエットをしなくてもやせる音が聞こえる。
こんなことがわかっていたらわざわざダイエットしなくてもよかったようだ。
ヤンスリ(揚州)総合撮影所セット場で芙蓉亭場面をずいぶん撮った2ヶ月の中、いつ撮った写真かは分からないが表情がいかにも深刻だ。
負担感と重圧感をタバコの煙にのせて吹き飛ばしたかったのだろうか…。

”ヨ(布団)シーンで監督は本当に変でございました”
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ヨ(布団)シーン… 史劇のベッドシーンを呼ぶには本当に機転の利いた命名だ。
チョ・ウォンが同衾をする女は芸者、いとこのチョ氏夫人のご主人が入らせた妾であると同時に昔の女の娘(使って見ると本当にきな粉一族という思いが…)であるソオクなどでその数が一、二名でとまらない。
そうしたらヨシーン撮影も数回…。
チョ・ウォン、本当に女も多いという思いがおのずと生じる。
演技も演技だが大きい画面に映った時どうだろうか、それに女優が緊張するとそれをカバーしなければならないのも男である僕の役割だ。
しかし考えてみたら僕も生まれて初めて撮ってみる場面ではないかだけどね。
ベッドシーンが初めてだからぎこちながる監督がいちいち体で実演して見せてくださったのでありがたいことこのうえない。
妙なうめき声に妙な動作まで。
厳肅に実演してくださる監督はほとんど救世主のように見える。
緊張感が漂う撮影場… 監督とPDヌナは何が問題なのかモニターを見て誰かに聞こえやしないかとひそひそと話を交わす。
僕はむなしく大きな声で叫ぶ。
“あの~ 何の話ですか?どうか僕にも聞こえるように大きな声で話してくれ!!!”
一瞬撮影場が笑いの海になる。
しかしいくら振り落とそうとしても締めてくる緊張感を隠すことはできなかったみたいだ。
撮影場の一コーナー、首を横にねじって険悪な表情をしているヨシーン幕間の姿を見たら…。


“イ・ミスク ヌナ(姉さん)、ヒョン(兄さん)と呼んでもいいですか?”
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ミスク ヌナと撮影がある日なら特に気が楽だ。
訓練助手を自任してくれたヌナの一言一言がありがたいだけだったのはヌナの深くて広い人間性のためだ。
現場で ‘製作部長’と呼ばれるほどヌナの視野は誰よりも広い。
豊かな経験を目下の人や仲間に対する思いやりと雅量で解き明かすことができるヌナを本当に尊敬した。
‘先輩’というのはどんな存在なのかその定義を体で見せてくれる。
たまに ‘ヒョン(兄さん)’と呼びたくなるほどだから…。
撮影終盤にやっとカメラを持つことができる心理的な余裕ができて華やかになる三月になってやっと写真を撮り始めた。
この写真は映画初盤のタイトルシーケンスで僕とヌナが初めて妙な視線を交わす場面を撮影した時。
僕の場面がない幕間に撮った。
白の大礼服を派手に着飾ってPDヌナと次のカットを議論する姿だ。
スチールでも、動画でも、ビューファインダーの向こうに見えるミスク ヌナの存在感は到底言葉にできないほど大きく感じられる。


“監督の演技の才能がもったいないね”
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イ・ゼヨン監督が几帳面なのはうわさで聞いていたが想像以上だ。
そしてユーモラスなのも思った以上だ。
どれだけ寸鉄人を刺す(警句などで人の急所をつく)で機転の利いた言葉一言を飛ばすのか、背を向けて一、二歩歩いてみると笑いが出てもう一度監督を振り返るようになる。
そして直接演技をしてみた時の姿を見るのはもう一つの撮影場の楽しみだった。
鋭くて妖艶なチョ氏夫人の表情、しらじらしいチョ・ウォンの演技をする時は勿論、スク夫人の愼ましい足どりをしてみせる監督の姿はどうして俳優をしなかったのだろうかと思うくらいだ。
並んで立って監督の手の動作を真似ている僕の姿。
一緒にキャラクターを研究しながらこんなにやってみようか、あるいはあんなにやってみようかを熱心に話してみるとますます僕たち二人の姿勢と表情が似ているようだ。
モニターを見下ろしている監督と僕のポーズが身長差があるだけでほとんどまったく同じなのを?
もう一つ監督の特徴、絶対に大きな声を出さない。
僕が撮った写真の中の監督も背景に埋もれてシルエットだけ浮び上がっている。
まるで周辺がどんなにうるさくても自分のペースを失わないあなたの姿のように。


“早く、はやくキスを終わらせてください!”
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貞淑女スク夫人役を引き受けたチョン・ドヨン氏を対象にずっと誘惑作戦を繰り広げた途中、決定打に該当するキスシーンを撮る現場だ。
緊張感はヨシーンに劣らない。
短いキスだがスク夫人には初めて愛の感情を体で触れる意味で、僕にも普通の女人のようにむやみに相手にすることができない感情がすれちがう場面。
浮気者の笑いよりもっと難しいのがこんな微妙な感情の表現だから NGもすごくたくさん出た。
それにひげをいっぱいつけてしようとすると NGが出る度に少しずつ落ちるひげをまたつけなければならなかった。
天気も降ったり止んだり、雨脚がぱらついたり晴れたりを繰り返すのでスタッフも困惑は同じだった。
深刻な表情の二人の俳優を取り囲んでいるそれよりもっと深刻な撮影チームの姿、たぶん心中では ‘早く、はやくキスを終わらせてください!!!雨がもっと降る前に!!!’と思っていなかっただろうか?


“本当に苦労なさいました”
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スタッフの苦労がどれくらいなのかは多分経験してみない人は分からないようだ。
準備期間も長かったが冬から夏に続く大長征に特にスタッフの手が隅々まで行き渡らなければならない史劇なので現場で働くスタッフの姿は自然に人を感動させる。
カメラに浮かぶ韓屋の隅々まで豆油を染み込ませて水を振り撤いて色をもっとよくするために余念がない美術チーム。
どんなに熱心にしてもたまに撮影監督はアングルをのぞき見てこんなふうに叫んだりした。
“いや!!そこは出ないんだよ!それくらいでいい!!!”
ウンリム山荘船遊びの場面でカメラを載せたボートをつかむために一日中池に身を浸していなければならなかった絵画チーム。
時期はずれの葦を一つ一つ植えている助監督。
何の予告もなしに入って来たり出たりを繰り返す憎らしいお日様を恨めしそうに睨んでいる照明チーム。
しかし本人たちは知らないだろう。
毎瞬間、彼らの姿がどれだけ美しかったのかを。
かちゃかちゃ彼らの姿をカメラに収めながら彼らとの思い出を僕の心の中に収めた。
長く感じられた撮影の時間…
しかし振りかえってみたら短かった刹那の瞬間のようにじいんとするように感じられる。
もう<スキャンダル-朝鮮男女相悦之事>は作った人々の手を離れたし最後の判断は観客の役割として残されるが僕には一枚の古い白黒写真のように何度も何度も取り出してみたい記憶になるでしょう。

-BYJ's History-




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