FC2ブログ

日本製ランドセルと韓国

2016’03.07・Mon

6万円の日本製ランドセル、韓国で売り切れ続出

2016030402176_0.jpg
▲70万ウォン(約6万3000円)台の日本製ランドセル=写真左=と19万ウォン7000ウォン(約1万8000円)の人気ブランド「ビーンポール・キッズ(BEAN POLE KIDS)」小学生通学カバンセット。

ある女性会社員(27)は先月の旧正月連休中、今年小学校に入る甥(おい)のため、その母親である姉に「通学カバンをプレゼントする」とつい約束してしまい、大変な目に遭った。
ソウル市内のデパートを7店も歩き回ったが、姉や甥が望む製品が見つからなかったからだ。
女性会社員が探していたのは、1セット19万7000ウォン(約1万8000円)する人気ブランド「ビーンポール・キッズ(BEAN POLE KIDS)」の製品だった。
女性会社員は結局1カ月近くもインターネットのショッピング・サイトをチェック、やっとのことで「人からプレゼントされたが使っていない」というカバンセットを中古品取引サイトで見つけ、購入することができた。

 小学校入学シーズンを前に、保護者の間で1つ20万-100万ウォン(約1万8000-9万円)する「プレミアム通学カバン」が飛ぶように売れている。
インターネット・ショッピングサイト「11番街」によると、今年1月の1カ月間にビーンポール・キッズ、ダックス・キッズ(DAKS KIDS)、ヘジス・キッズ(HAZZYS KIDS)など、いわゆる「プレミアム通学カバン」製造会社の通学カバン売上高は前年同期比で113%増加したとのことだ。
特にビーンポール・キッズの製品は昨年10月の発売以来、5カ月で6万5000個売れたという。
同社関係者は「小学生用通学カバンは今年で4年連続、新学年開始前に完売した。一部店舗の展示用在庫品以外には製品が残っていない」と話す。

 品薄なのに需要は高いため、し烈な「情報合戦」が繰り広げられている。
インターネットを通じて人気の通学カバン取り扱い店舗別在庫情報を共有する保護者も少なくない。
中古品が取引できるインターネット掲示板には、プレミアム通学カバンを手に入れるため「金額上積みします」という保護者の書き込みが多数ある。
釜山市蓮堤区に住むキムさん(35)=女性=は「この間、ネットのショッピング・サイトにビーンポール・キッズの通学カバンが入荷したという話を聞き、すぐにサイトにアクセスしてカートに入れたが、決済の途中で別の人に買われてしまった」とため息をついた。
ロッテデパート・ソウル明洞店関係者は「通学カバンの在庫を問い合わせる電話は一日30本ある」と語った。

韓国製通学カバンだけでなく、高価な外国製通学カバンも一部で人気を集めている。
代表的なのが日本の「ランドセル」だ。
これは、革製で箱形の通学カバンの一種で、1つ30万-100万ウォン(約2万7000-9万円)する。
子ども向けブランドショップの関係者は「ランドセル10製品のうち6製品は売り切れ、あとの4製品も数個しか残っていない」と言った。
保護者の中には、ランドセルを入手しようと海外共同購入まで試みている。
今年1月に保護者を集めてランドセル共同購入イベントを行ったあるブロガーは「予想販売数を約20個と見積もっていたが、40個以上売れた。購入の問い合わせが相次いでいるため、2回目の共同購入イベントを計画しているところだ」と語った。

 学校では笑い話では済まない状況になることもある。
昨年小学校に入学した娘にビーンポール・キッズの通学カバンを買い与えたチさん(33)=女性=は「『同じクラスに自分と同じ通学カバンの子が7人もいるから、別のカバンを買って』と子どもに駄々をこねられ、結局にもう1つ買う羽目になった」と言った。
ソウル市瑞草区内の小学校に勤める女性教諭イさん(27)は「1クラスに2-3人は日本製のランドセルを使っているが、子どもには少し重いため、1カ月も使わないで軽い通学カバンに替えるケースもかなりある」と話す。

 このような現象は「一人っ子家庭」が増え、保護者たちの間で「うちの子どもにだけはいい物を買い与えたい」という考え方が広まっているためだと指摘する声もある。
しかし、子どもたちの間でどんな通学カバンを持っているかが家庭の経済事情を判断する材料となり、「格付け」の口実になることもある。

 ソウル市松坡区のパクさん(37)=女性=は「最近は子どもたち同士で、暮らしているマンションの広さを聞き合うほど、親の経済力に敏感だと聞いた。うちの子どもがバカにされるのではないかと思って、仕方なく高価な日本製ランドセルを買い与えた」と言った。



【コラム】韓国のランドセルブームと「克日」

このシーズンになると、小学校の新入生を持つ親たちは通学かばん選びに余念がない。
子どもに少しでも良いかばんを買ってやりたいという気持ちは、親なら皆同じだ。
そこに母親のセンスをそれとなく見せたいという見栄が加わることもある。

 韓国では最近、日本の小学生が使うランドセルが人気だ。
インターネット上では、韓国で100万ウォン(約9万円)もする高額なランドセルを日本からの直接購入により半額で手に入れたといった書き込みも目につく。

 祖父母も加勢する。
1940-60年代、風呂敷に教科書を包んでいた彼らの世代にとって、皮製のランドセルは羨望の的だった。
教科書や弁当がごちゃ混ぜになる風呂敷包みと違い、箱型で教科書がしわくちゃになる心配のないランドセルは、それこそ新世界の品だった。
その当時、生活に余裕がなくランドセルなど夢のまた夢だった祖父母たちが、代わりに孫に買ってやろうとポケットマネーをはたくのは理解できる。

 ところで、この小ぶりな皮のかばんには、韓国人にとってはのどに刺さった骨のような「歴史」が潜んでいる。
日本かばん協会ランドセル工業会によると、1800年代後半の江戸時代末期、西洋式の軍隊制度が導入された際に輸入された軍人用の背のうがランドセルの始まりという。
背のうがオランダ語で「ランセル」と呼ばれていたことから、「ランドセル」という言葉が生まれた。

 軍隊で利用されていたこの背のうが箱型になり、通学かばんに使われるようになったいきさつは、韓国人をさらに驚かせる。
1887年、大正天皇(在位1912-26年)が学習院に入学する際、首相だった伊藤博文がお祝いに献上した箱型の通学かばんが、現在のランドセルの原形になったというのだ。
伊藤博文とは誰か。
朝鮮侵略の先頭に立ち、朝鮮第26代国王・高宗を強制的に退位させた元凶、安重根(アン・ジュングン)義士が狙撃した人物だということは小学生でも知っている。
大正天皇の時代、日本は3・1独立運動(1919年)を武力で抑え込んだ。
硬い皮のかばんには、このように韓国人なら決して忘れることのできない日本の侵略的な帝国主義の歴史が染み込んでいる。

 旧日本軍慰安婦をテーマにした映画『鬼郷』と、日本植民地時代の詩人・尹東柱(ユン・ドンジュ)を扱った映画『東柱』が近ごろ話題を集めている。
「歴史を忘れずにいよう」という自発的な声が、ともすれば埋もれてしまいかねない2本の映画をすくい上げている一方で、ランドセルブームに沸くのは矛盾しているようにも見える。

 しかし、製品としてだけ見るとランドセルはとても魅力的だ。
ちょっとやそっとの衝撃では損傷しなさそうな頑丈な印象があり、しかも品質に定評のある日本製だ。
130年前のデザインの原形を保ちつつ、重さや材質だけを少し変えて伝統を固守している、代表的な「タイムレス・デザイン」(時代を超えて愛されるデザイン)だ。
韓国にこんな学生かばんがあるだろうか。

 ランドセルに宿る帝国主義の歴史を取り上げたのは、「だからこのかばんを使うのをやめよう」と主張するためではない。
私たちが達成すべき「克日(日本を克服する)」課題の中には、日本製品に堂々と品質で勝つことも含まれていると信じているためだ。

-朝鮮日報-





ブログ村に参加しています。
拍手にポチッ!ブログ村にポチッ!としてくださるととても嬉しいです

にほんブログ村 芸能ブログ 韓国男性芸能人・タレントへ
にほんブログ村 web拍手 by FC2
line
line

line

うさまま

Author:うさまま



新旧織り交ぜたヨンジュンssi

のフォトやニュースを楽しみながら、毎日を頑張りましょう!

遠くても心はいつも

ヨンジュンssiと一緒に…

line
line
 今月のカレンダー☆11月
line
 にほんブログ村
にほんブログ村 芸能ブログ 韓国男性芸能人・タレントへ
line
日本公式
bofi.jpg
line
韓国公式
mo.jpg
line
公式モバイル・スマホサイト
mo.jpg
line
おすすめリンク 
line
最新記事
line
イトーヨーカドー
line
 ロフト
line
 楽天市場
line
 Amazon
line
月別
line
カテゴリ
line
検索フォーム
line
お気軽に 
line
お便りフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

line
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

line
QR
line
sub_line