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ペ・ヨンジュン デビュー22年目の肖像

2016’03.08・Tue

ペ・ヨンジュン デビュー22年目の肖像

12年経ったら
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ペ・ヨンジュンが2004年4月に初来日したときは、ちょうどNHKの地上波(総合テレビ)で『冬のソナタ』が放送を始めるときだった。
それを機に日本に韓流ブームが起こり、ペ・ヨンジュンは「ヨン様」という尊称をいただいて、日本で知らない人がいないほどの存在になった。

その当時の“熱狂”をありありと思い出す。
大衆文化の面で日本は欧米ばかり目を向けていたのに、初めて隣国を強く意識し、そこに新鮮な感性を見いだした。
結局、韓流ブームとは、「発見」であり、「尊重」であり、「共存」であった。

それから12年。
日韓関係は様変わりした。

韓流ブームが象徴するかのような「親韓」の空気は冷めて、領土問題や歴史認識問題がクローズアップされる「嫌韓」の雰囲気が日本を覆うようになった。
ただし、政治的な対立によって日韓関係が良くないのは戦後によくあったことであり、むしろ、いいときのほうが圧倒的に少なかった。

むしろ、今は韓流は日本の大衆文化の1つのジャンルとして定着しており、離れていった人がいるとはいえ、まだ多くのファンが韓国ドラマを楽しんでいる。

風向きはやがて変わる。
今までも変化を繰り返してきたように……。

選択肢の1つはラブコメ

2013年の9月頃だったか、ペ・ヨンジュンの新作が『星から来たあなた』に決まった、という噂が流れた。

「ペ・ヨンジュンは400年前の朝鮮王朝時代に宇宙からやってきて現代まで生き続ける異星人を演じる」

そんな具体的な話にまで発展して、ファンのブログにも歓迎のコメントがたくさん書き込まれていた。
結局、この噂は事実でなかった。
ご承知のように、『星から来たあなた』に主演したのはキム・スヒョンであり、韓国で大ヒットして彼はまたまた株を上げた。

確かに面白いドラマで、キム・スヒョンの演技も好評だ。
ただし、幻となった“ペ・ヨンジュンが主演”という噂がまだ頭に強く残っていたので、『星から来たあなた』を見ているときに「ペ・ヨンジュンだったら、どんなふうに演じただろうか」とつい思ってしまった。

役柄は相当変わったキャラクターだ。
なにしろ、主役のミンジュンというのは、400年生きても若い姿のままなのだ。
それでいて、400年間の人生経験を持っているので、生き字引のようであり、同時に得体の知れないところがある。
こうした異質なキャラクターなら、ペ・ヨンジュンもノリノリで演じたのではないか。
何よりも、彼が隠し味として持つとぼけた味がうまく引き出されたのでは、と思う。

特別出演した『ドリームハイ』のときもそうだったが、「堅物に見えて実はちょっと変わっている」という役をやらせたら、ペ・ヨンジュンはピカイチではないだろうか。
それは、人生の“ペーソス”を感じさせる表現力があるからだ。

残念なことに、ペ・ヨンジュンは今までにそんな役柄を演じてこなかった。
しいていえば、23歳のときに主演した『パパ』がその可能性を持っていたが、当時のペ・ヨンジュンはまだ若すぎて、“ペーソス”までには至っていなかった。

しかし、今ならピッタリだ。
400年間も地球で生きているという得体の知れない役をペ・ヨンジュンが少しとぼけながら演じていたに違いない。

そう考えると、彼が次回作を選ぶときにラブコメも候補にあげていい。
多様な役柄を演じてみたいと繰り返し語っていたペ・ヨンジュンのことだから、ラブコメに取り組んだら、新たな演技の可能性を見いだせると思えるのだが……。


少年時代の衝撃
2_20160307164320ac4.jpgペ・ヨンジュンは1972年に生まれて、1994年に俳優デビューし、2016年の今に至っている。

俳優デビューするまでの22年間というのは、まさに韓国が経済の高度成長を果たした時期と一致する。

彼が生まれた当時の韓国は軍事独裁政権であったが、中学生のときに劇的な民主化が達成され、以後のペ・ヨンジュンは韓国の新しい風の中で育った。
彼の仲間たちは「X世代」と呼ばれ、それまでの固定的な価値観とは違う奔放な感性を発揮した。
もちろん、ペ・ヨンジュンもその中の1人だ。

そんな“韓国の新人類たち”も今は40代前半を迎えている。
韓国社会を最もダイナミックに動かす年齢層であり、特に経済と文化の両面で影響力が強い。
それだけに、40代前半の世代が果たすべき役割は大きく、ペ・ヨンジュンの場合は韓流コンテンツの牽引役を期待されている。
彼はコンテンツを制作するキーイーストの大株主になっていて、俳優というより実業家としての存在感が非常に大きい。
特に、今後の韓流コンテンツは中国で飛躍的に発展することが予想されており、ペ・ヨンジュン自身もその企画・制作で主導的に動く意向を持っていると思われる。

それは、彼の“長年の夢”の実現でもあるかもしれない。

話は小学3年生のときにさかのぼる。
ペ・ヨンジュンの父が、脱サラして天安(チョナン/ソウルの南90キロにある地域)で牧場経営に乗り出したことがあった。

このとき、父は単身で天安に移り、ペ・ヨンジュンは母と妹と一緒に引き続きソウルに住んだ。
しかし、週末や長期の休みになると、彼は天安に行って牧場で牛や豚の世話を手伝った。

ソウルの下町で生まれ育ったペ・ヨンジュンにとって、牧場での生活はとても楽しいものだった。

とにかく、開放的で刺激に満ちていた。
その頃、冒険小説が大好きだった彼は、「牧場のどこかに財宝が隠されているかもしれない」と空想し、実際に牧草地のあちらこちらを掘り返して財宝を探したこともあった。

「ソウルから天安に移って暮らしたい」

ペ・ヨンジュンは心からそう思っていた。

しかし、願いはかなわなかった。
それどころか、父の牧場経営はうまくいかず、小学5年生のときは借金返済でソウルの自宅も手離さなければならなくなった。

このときの衝撃はペ・ヨンジュンの心に暗い影を落とした。
父の事業の失敗を目の当たりにした彼は、少年の身でありながら社会の厳しさを骨の髄まで感じたのだ。

「早く自立して両親を助けたい」

それも俳優を志した大きな目的だった。

幸いに、たぐいまれな才能と誰にも負けない努力でトップスターの座にのぼりつめた。
それによって彼も実業に取り組む条件を得て、キーイーストを動かす存在となった。

ただし、俳優で成功してから常々言っていた「将来は演出家になりたい」という目標のほうはどうなったのであろうか。

出会えた喜び
2005年8月31日に「さいたまスーパーアリーナ」で行なわれたイベントでペ・ヨンジュンは、「今後10年間は俳優として全力を尽くし、その後に演出家に進みたい」という意向を示していた。
それだけに、ファンは誰もが「ゆくゆくは監督へ!」と思っていただろう。

しかし、今のところ、ペ・ヨンジュンが演出家に転向するという兆候はまったく見えない。
「ディレクター(監督)よりプロデューサー」の役割が目立つだけである。

もちろん、自分が進みたい道が変わることはあるだろう。
芸能という変化が激しいジャンルに身を置いていれば、なおさらである。

それはファンの誰もがわかっていることなのだが、気掛かりなのは、ペ・ヨンジュンの肉声が聞こえてこないことなのだ。
彼の口から説明されれば、ほとんどのファンが納得するのではないか。
なにしろ、彼の幸せを自分のことのように受け入れられる方たちなのだから……。

初来日から12年。
この期間が長かったか短かったかは人によって違うだろうが、「とてつもない憧れ」に出会った喜びは誰にも共通していた。
そういう意味で、「かけがえのない10年」だった。

-愛してる韓国ドラマ・Kポップ 文=康 熙奉 -






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