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ペ・ヨンジュン 過去への旅路 1・2

2016’05.12・Thu

ペ・ヨンジュン 過去への旅路 1・2

好奇心旺盛な少年時代

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長く新作が発表されていないペ・ヨンジュン。
しかし、彼に敬意を表しているファンは今も多いことだろう。
かつて「愛してるっ!!韓国ドラマ」誌に掲載された「ペ・ヨンジュン 過去への旅路」の記事を再構築して、あらたに「ロコレ」で連載することになった。
彼の堂々たる人生を年代順にたどっていくことにしよう。



内向的で親に心配をかけていた

人は何歳の頃から自分が誰だかわかるのだろうか。

あるいは、幼い頃の記憶は何歳から思い出せるのか。

人それぞれにまったく違うだろうが、ペ・ヨンジュンの場合、記憶しているのは家の中でいつも1人で遊んでいる自分自身だったという。
そういう意味では、とても内向的な子供だった。

2005年8月に三度目の公式来日をしたとき、ペ・ヨンジュンはテレビ朝日系の「徹子の部屋」に出演したが、その際に「あまりに内向的で親に心配をかけていました。だからこそ、自分は変わらなければいけないのかな、と思いました」と語っていた。

親に心配かけていることを申し訳ないと思うような利発さを、すでに幼い頃から持ち合わせていた。

そのクレバーな性格は今も変わらない。
まさに、人間の原点はその幼年時代にあるといえるだろう。

大河にもたとえられるペ・ヨンジュンという生き方・・その源流を知るためにも、ゆっくりと時間をさかのぼってみよう。
そこには、ペ・ヨンジュンを彷彿させる様々なエピソードが浮かび上がってくる。

親の手に負えない子供

ペ・ヨンジュンは1972年8月29日にソウルの中区で生まれた。
家は東大門(トンデムン)市場に近い龍頭(ヨンドゥ)洞にあった。
そこは下町の雰囲気を残す賑やかな地域だった。

1972年というと、日本では第二次ベビーブームの真っ只中だった。
つまり、戦後すぐのベビーブームに生まれた人たちが20代に成長し、結婚ラッシュとなって多くの子供が生まれたのだ。

それは韓国もまったく同じで、1945年に植民地支配から解放されてからベビーブームとなり、その子供たちが成人して1970年代前半に第二のベビーブームが起こった。
つまり、ペ・ヨンジュンの世代は人口が多く、学校は常に生徒であふれかえっていた。
それだけ競争にさらされ続けたのだ。

しかし、ペ・ヨンジュンは人と争うことを好まず、1人で静かに遊んでいるのが好きな子供だった。

とはいえ、幼い頃からペ・ヨンジュンは親の手に負えなかった。
それは彼がきかん坊だったからではない。

むしろ、素直で親の言うことをよく聞いた。
それでは、なぜ親を困らせたのか。
実は、度がすぎるほど好奇心が旺盛だったからだ。

とにかく、ペ・ヨンジュンはなんにでも「なぜ」という疑問を持った。

なぜ、そうなっているのか。

なぜ、こうならないのか。

たとえば、男の子が好きな組み立て式のおもちゃ(日本でいえばマジンガーZのキャラクターのようなもの)で遊んでいると、それがどんな原理で組み立てられているのかが気になって仕方がなかった。

そうなると、どうしても分解したくなる。
ペ・ヨンジュンは屋根裏部屋にこもり、ドライバーとペンチを持って早速解体作業に入るのだった。

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好奇心のかたまり

母が急にいなくなった我が子を見つけたとき、屋根裏部屋は散らかった部品で足の踏み場もないほどだった。

分解方法をひと通り学ぶと、今度は組み立ててみたくなる。
好奇心はとどまるところを知らない。
図面に目を凝らし、接着剤を使いまくって、飛行機、戦車、自動車などを1日中でも組み立てて遊んだ。

普通の男の子なら、外で砂遊びやサッカーなどで遊ぶ。
けれど、ペ・ヨンジュンはむしろ誰にも干渉されずに1人で思う存分に遊ぶことが好きだった。

そうはいっても、やはり男の子である。
やんちゃな面もあった。

6歳のときには、1歳下の妹の鼻の穴に豆を入れてしまって大騒ぎを起こしたことがある。
豆は穴の奥深くに入ってしまったようで、まったく出てこない。

結局、妹の鼻がパンパンに膨れ上がってしまい、病院に駆けつける騒動となった。
ムチによる仕置きを受けたのも仕方がなかった。

小さい頃からテレビを見るのが大好きだった。
1人でいることが好きだったペ・ヨンジュンにとって、テレビは何でも教えてくれる先生にも似ていた。

ドラマを見ていて不思議だったのは、どんな大人も「掛けで」というとお金を払わずに店を出ていけることだった。

まるで魔法の言葉を見つけたような興奮を覚えたペ・ヨンジュンは、実際に駄菓子屋で好きなお菓子を「掛けで」というたった一言で持ち出してしまった。
しかし、駄菓子屋のおじさんから事情を聞いた母は烈火のごとくおこり、ペ・ヨンジュンは手のひらが真っ赤になるほど叩かれた。

楽しかった牧場生活

ペ・ヨンジュンの一家に大きな変化が訪れたのは、彼が小学校3年生のときだった。
父が脱サラをして天安(チョナン)で牧場経営を始めたのである。
チョナンはソウルの南90キロほどの距離にある地域だ。

とりあえず父だけ単身で天安に行き、ペ・ヨンジュンと母、妹は引き続きソウルの自宅に残った。

けれど、週末や長期の休みになるとペ・ヨンジュンは天安へ行き、牛や豚の世話を手伝った。

都会の生活しか知らなかった彼にとって、牧場の生活は刺激に満ちていた。
家が密集したソウルの下町育ちだけに、自然に恵まれた環境は楽しくて仕方がなかった。

また、父から空気銃の使い方を教えてもらい夢中になった。
自分ながら射撃の才能があると思い込み、将来は狙撃選手になろうかな、と思うほどだった。

男の子だから、当然冒険心がある。
特に子供向けの冒険小説が好きだったペ・ヨンジュンは、牧場のどこかに莫大な財宝が隠されているかもしれないと空想し、牧草地のあちこちを掘ったりして楽しんだ。

そのまま牧場での暮らしが続けば、どんなに楽しかったことか。

しかし、それは長く続かなかった。
父の牧場経営が失敗してしまったからだ。

借金の返済のために龍頭洞の自宅を売却しなければならなくなったのは、ペ・ヨンジュンが小学5年生のときだった。

これは本当にショックな出来事だった。
生まれたときからずっと住んでいたところだけに、人一倍の愛着があった。

しかし、一家はまだ開発途上だった江南の明逸(ミョンイル)に引っ越した。
ペ・ヨンジュンも子供ながら、一家の生活が苦しいことを実感せざるをえなかった。



俳優になることを決意

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内向的な転校生

ペ・ヨンジュンは小学5年生のとき、明逸(ミョンイル)小学校に転校した。
内向的だった少年にとって、この転校はさらに心を閉ざすきっかけになってしまった。

なにしろ、転校してすぐに厳しい儀式が待っていた。
それは子供の世界の新参者がかならず受けなければならない洗礼でもあった。

ある女の子が転校生のペ・ヨンジュンに興味を持ってきたので、彼も仲良く話を交わした。
しかし、その女の子が好きな男の子と仲間からペ・ヨンジュンは放課後に呼び出され、鉄拳を受けた。

もちろん、ペ・ヨンジュンもただやられていたわけではない。
必死に抵抗を試みて反撃を加えたが、なにしろ相手は3人でかなうわけがなかった。
見るも無残にボコボコにされてしまった。

内向的な転校生。
クラスになかなかなじめなかったのは仕方がなかった。
小さないじめはしょっちゅうだったが、ペ・ヨンジュンは必死に耐えた。
辛抱強い性格はこのときに培われたのかもしれない。

ようやく小学校を卒業したペ・ヨンジュンは、培材(ペジェ)中学に入学した。
この中学は韓国中に知られる超名門。
1948年に韓国が建国されたときの大統領だった李承晩(イ・スンマン)もこの中学の出身者である。
各界の大物を数多く輩出しているだけに、ペ・ヨンジュンの両親も息子の入学をことのほか喜んだ。

実際、ペ・ヨンジュンはこの中学のときが勉強に一番集中できた。
なにしろ、なんにでも「なぜ?」と疑問を持つタイプである。
おもちゃを分解したり組み立てたりして夢中になって遊んでいた子供は、やがて数学の問題集を一つ一つ解いていく喜びを知るようになった。

初恋に胸を焦がしたが……

ペ・ヨンジュンは成績も良く、同級生からは尊敬のまなざしを向けられ、先生からも一目置かれるようになった。
こうなると、いじめてくる奴もいない。
ペ・ヨンジュンにとって中学時代は有頂天になってもおかしくないほど充実した時期だった。

しかし、何の悩みもなくバラ色に輝いていた日々を一変させる出来事が起きた。淡い初恋である。

彼女は長い髪のかわいい少女だった。
出会ったのは図書館。
いつも同じ席で勉強をしていた。
日ごとに彼女の存在が気になったペ・ヨンジュンは、何度話しかけようとしたことか。
せめて名前だけでも知りたかった。

けれど、どんなに思いが募っても、いつまでも遠くから見守っていることしかできなかった。

「手紙だけでも渡したい……」

ラブレターを何度も書こうとしたが、結局は渡せなかった。
恥ずかしがり屋で臆病な自分にこのときほど腹が立ったことはなかった。

彼女が大好きな自分。

でも、近づくことさえできない自分。

恋とはなんと残酷なものだろうか。

寂しさと情けなさでペ・ヨンジュン少年の心はすさむ一方だった。

数カ月後、彼女は急に図書館に姿を現さなくなった。

名前さえ知らないので捜す手立てもない。
こうしてペ・ヨンジュンの初恋は片思いのまま終わった。

高校に進学

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人は恋をすることによって、まるで別人格のように生まれ変わることがある。
ペ・ヨンジュンがまさにそうだった。

勉強ばかりしていても人間らしく生きられない、と彼は悟った。
現に、好きな人がいても声さえかけられない……。
その痛手がペ・ヨンジュンに「もっとバイタリティを持たなければ」という示唆を与えた。

漢栄(ハニョン)高校に進学したペ・ヨンジュンは、勉強にあまり熱が入らなくなってしまった。

世の中にはもっと面白いことがたくさんあると思えたし、青春を謳歌するのは今しかないと熱く燃える考えを持つようになった。

遊ぶ仲間を見つけては、みんなで出歩いてばかりいた。
夜遊びもしたし、夏休みになると友人たちとフラリとキャンプに行ってしまうこともあった。
また、スポーツにも打ち込んだ。
もともとペ・ヨンジュンは6歳のときからテコンドーを続けていた。

「男は強くなければならない」

父のそういう方針のもとで始めたのだが、テコンドーは内にこもりがちなペ・ヨンジュンを社交的にする手段の一つにもなっていた。

とにかく、勉強以外にやることが多すぎた。

もちろん、両親に心配をかけて申し訳ないと思ったし、自分が模範的な息子でないということは自覚していた。

しかし、彼は自分なりに考えて行動したつもりだ。

大学受験に失敗

大人からは問題があるように見えても、ペ・ヨンジュンは強い信念を持っていた。
どんな結果になろうとも、かならず自分で責任を負う、と……。

そういう意味でペ・ヨンジュンは悔いなく高校時代を過ごした。

けれど、手痛いしっぺ返しが待っていた。
檀国(タングッ)大学の建築工学科を受験したが失敗してしまった。

なんといっても、ベビーブーム世代の一員である。
大学はどこも競争率が非常に高く難関ばかりだった。
しかも、人気の高い建築工学科だけに、合格は非常に難しかった。

浪人生活を余儀なくされたペ・ヨンジュンだが、しばらくは勉強が手に付かず、地方をブラブラと放浪して歩いた。

自分を鍛えなおしたくて、山寺にこもったこともあった。
入山して修行するというのは韓国ではよくあることなのだ。

寺での生活は自分を見つめなおすのに良い機会を与えてくれた。
司法試験の準備に没頭している先輩たちの姿も恰好の刺激になった。
ペ・ヨンジュンは中学時代のガリ勉時代を思い出し、もう一度チャレンジする気概を持った。

そして、志望分野も法学に変え、猛勉強をして2度目の大学受験に望んだが、残念ながら望みをかなえることはできなかった。

さすがに、もうブラブラしているわけにはいかない。
もう一度浪人をするつもりもなかった。

大学生になれなかったので、違う道を探さなければならない。

といって、さしあたり自分がやってみたいことは特になかった。
そんなとき、ふと、小さいときに友達から言われた一言が甦ってきた。

映画界で働き始めた

「俳優になれるんじゃないか」

その言葉を思い出したのは、まさに宿命としか言いようがない。
「これだ!」と思い、もう何も他のことに目が向かなくなった。

母は反対したが、父は認めてくれた。

「お前の人生だ。責任は自分で持て」

その力強い言葉が背中を押してくれた。

やりたいことは決まった。
あとは、どうやって方法を見つけていくか、である。

とにかく、映画の世界をのぞいてみようと思った。
裏方でもなんでもいいから映画界で働いてチャンスを待とうと決めた。

運良く映画会社の下働きができるようになった。
そこで、撮影現場の交通整理を手始めとして、頼まれたことには何でも最善を尽くした。

確かに、映画の制作システムを学ぶのにはよかったが、俳優としての展望は開けなかった。
そこで、その会社を退職し、マネージメント企画会社でエージェントの活動を始めたが、それもやめて、結局は演技学校に通うことにした。

しかし、その演技学校もすぐにつぶれてしまい、ペ・ヨンジュンは将来への展望をまったく開けないままだった。

幸いに、閉鎖された演技学校の演習室はずっと空室のままだった。
ペ・ヨンジュンは弁当持参でそこへ通い、仲間と独学で演技の勉強を続けた。

苦しかったが夢があった。

「コンビニのような俳優になりたい」

それが当時のペ・ヨンジュンの信条だった。

監督が望む通りの便利な俳優になるのがペ・ヨンジュンの願いだった。
そのために必死になって空室で演技の練習に没頭した。

先の展望が見えない不安定な時期だったが、夢があったから耐えていくことができた。

文=康 熙奉(カン ヒボン)


-愛してる韓国ドラマK-POP-




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