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日本と違う韓国のビックリ 15・16

2016’05.18・Wed

日本と違う韓国のビックリ 15・16

韓国のお墓事情

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小さな古墳にまつられる

父は韓国の済州島(チェジュド)の出身だった。

生前、私にこう言っていた。

「死んだら済州島に埋めてくれ」

願いどおり、父は日本で骨になったあとで故郷の墓地に埋められた。

母の悩みは父の先祖の墓が済州島の各地に散らばっていることだった。
悩むには理由がある。

韓国は土葬の国である。
「人間は死ねば、身体は土に還り、魂は空に飛んで行く」という考え方が根強い。
その結果、世を去った人は火葬されずに、そのまま土に埋められて、その上にお椀のような形をした土を盛られる。
死者は小さな古墳にまつられるのだ。

しかし、この方式だと墓地用の土地がかなり必要だ。
時が経てば、狭い韓国が墓地だらけになってしまう。
現に、そうなっている。

ソウルでは、墓地用の土地がないことを理由に、火葬が奨励されるようになった。
何年か前にソウルの火葬の割合は60%を超えたという新聞記事を読んだような気がする。
大都市では、急速に火葬が増えているというわけだ。

しかし、済州島は違う。
土地もあるし、伝統的な土葬が当たり前である。
ただし、墓守が大変。
何かと重労働をともなうからだ。

墓の草刈りが大変な作業

墓守にどんな重労働があるのか。

韓国では墓参りをするのは秋夕(チュソク)のときと決まっている。
秋夕は旧盆のことで、旧暦の8月15日がその日にあたる。
新暦では9月下旬になることが多い。

この時期になると、夏の間に成長した雑草で墳墓は覆われてしまう。
そんな状態で墓参りをしたら先祖に失礼なので、秋夕の前に一族総出で草刈りをする。
これを「ポルチョ」と言う。

父の故郷では、甥たちが11の墓を守っていた。
それがすべてバラバラに散っている。
他人のミカン畑の中にある墓もあれば、空き地にポツンと作られている墓もある。
「ポルチョ」のときには、そのすべてを回って草を刈る。
しかも、かつては手作業だった。
大変な重労働である。

母は、父の甥たちに申し訳ないと思い、散らばっている11の墓を1か所に集める計画を立てた。
そのほうが、「ポルチョ」が少しは楽になる。
そこで、母は一族の墓地用の土地を入手した。

あれは、1999年だったか。
父の故郷で大々的な墓地の引っ越しが行なわれた。
私も手伝ったが、済州島にいる墓職人がみんな集まったのではないかと思えるほどの作業が行なわれ、テニスコートが4つくらい作れるような土地に、我が先祖の11の墳墓がきれいに並んだ。

これで母の心配の種が1つ減った。
その母も8年後には自分が作った墓地の12番目の住人となった。

他人の墓が勝手に我が墓地に!

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墓の前には祭祀の料理を並べる石の台が設置されている

母が埋められるときの記憶が生々しい。

日本で骨になった母は、最終的に故郷の済州島に埋められたが、そのときの墓職人の手腕が見事だった。

骨壺に入った骨を人間の形に再現し、服を着せて、安らかに眠るための呪文が書かれた布をかぶせ、所定の土の中に埋めた。
棺はなかった。
土に還りやすくするためなのだろう。
最後はお墓をお椀のような形にして作業が終わった。

今も、私は何年に1回の割合で、秋夕の前に父母の故郷に行き、「ポルチョ」を手伝っている。

あるとき、墓地の隅に、見慣れぬものが存在していた。
墳墓なのである。
いとこに聞くと、いつのまにか作られていたという。

誰の墓かもわからない。
相手からすれば、他人の墓地に勝手に墓を作ったことになる。
あきれたが、同時に思い出したことがある。

私の祖父の墓も、かつては他人のミカン畑の中にあった。
祖父は地主だったので土地がいくらでもあるのに、なぜ他人の土地に埋められたのか。

それは、風水で占ったときの適地だったからだ。
すると、我が一族の墓地にある見知らぬ墓も、風水がいいという理由でそこに埋められたのだろうか。

これもまた、日本と違う韓国のビックリである。



韓国人の「姓」

日本と韓国の姓を比較してみよう。
韓国人の姓は漢字1文字が基本。
しかも、種類はわずか300足らずしかない。
日本人の姓は1万以上もあると言われているから、韓国人の姓の少なさは際立っている。
その中で、突出して多い姓が金(キム)と李(イ)である。

人口の半分以上を占める5大姓

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韓国で一番人口が多いのは金(キム)。写真のキム・スヒョンのように芸能界にも「金」の姓が多い

金という姓が韓国の人口に占める割合は21.6%である。
5000万人という人口の中で、なんと約1080万人が金を名乗っている。

当然ながら、姓だけでその人を呼ぶと、何人も振り向くような結果になるので、韓国では姓だけで人を呼ぶことは少なく、フルネームが基本になっている。
友人同士の場合は、姓ではなく名前で呼びあうのが普通だ。

2位の李は14.8%もいて、韓国全体で約740万人もいる。
さらに、朴(パク)は8.5%で約425万人である。

以上の金、李、朴という3大姓だけで、韓国全体の44.9%にのぼる。
おそるべき占有率だ。

ちなみに、4番目に多いのが崔(チェ)。
全体の4.7%で約235万人となっている。
5番目の鄭(チョン)は4・4%で約220万人である。

3大姓に崔と鄭を加えると5大姓となり、その占有率は54.0%になる。
わずか5つの姓だけで軽く過半数を越えてしまうのだから、韓国人の姓がいかに少数にかたよっているかがわかる。

子供には親の名の1字をつけない

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ドラマ『テバク』で朝鮮王朝19代王・粛宗(スクチョン)を演じるチェ・ミンス。朝鮮国王の姓は「李(イ)」だった

5大姓に続いて比較的多いのが、「著姓」と呼ばれる姓である。
代表的なものには、姜(カン)、徐(ソ)、安(アン)、高(コ)、裴(ペ)、河(ハ)、具(ク)、趙(チョ)、韓(ハン)、権(クォン)、柳(ユ)、孫(ソン)、尹(ユン)、洪(ホン)、成(ソン)、張(チャン)、申(シン)、宋(ソン)、全(チョン)などがある。

また、ごく稀に漢字2文字の姓もある。
具体的には、南宮(ナムグン)、皇甫(ファンボ)、西門(ソムン)などである。

子供の名前の付け方も日本とは大幅に違う。
日本では親の名前の1字を子供につけることがよくあるが、韓国ではそれをしない。
むしろ、儒教や中国思想に由来する漢字を使っていく場合が多い。

特に男子の場合は、朝鮮半島に伝統的に根付いている五行思想がよく採用されている。
具体的にいうと、「土」「水」「金」「木」「火」の順番に世代ごとに名前を付けていく方法である。
韓国の男性の名前を見ると、漢字の部首に「土」「水」「金」「木」「火」が入っていることが多いので、今度注意深く見てみよう。

女子の名前を付けるときには、「姫(ヒ)」「淑(スク)」「玉(オク)」「恩(ウン)」「珍(チン)」などの漢字がよくつけられる。

日本では「珍」はつけないが、韓国ではとても女性らしい漢字として採用される場合がある。

「本貫」とは何か

元来、韓国では夫婦別姓である。
女性が結婚しても姓は変わらないのだ。
これは、自分の出身一族を終生明らかにするためだ。

韓国では、どの一族の出身であるかが特に重要視されており、女性はたとえ結婚しても自分の姓を守り続ける。

子供は原則的に父親の姓を名乗ることになっていた。
それによってややこしいことも起きる。
たとえば、夫婦が離婚して子供が母親に引き取られた場合、子供は父親の姓を名乗り続けるので、保護者である母親と子供の姓が違ってしまう。
さらに母親が別の男性と再婚した場合、夫、妻、子供の3人の姓が違うという現象になる。
このあたりは、日本では考えられないことだろう。

最近では法律が変わって、子供が母親の姓を名乗れるようになった。
これで少しは母子の姓をめぐる混乱も少なくなるだろう。

なお、韓国人の姓には「本貫(ポンガン)」という隠れたキーワードがある。
「本貫」というのは、一族の始祖の出身地を表すもので、いわば同姓内の流派と考えればいい。
漢字2文字になっていて、金という姓なら「慶州(キョンジュ)」「安東(アンドン)」といった本貫がある。

同姓であっても本貫が違ければ別の一派と見なされる。
金や李のように非常に人口が多い姓の場合は本貫がたくさんあり、その場合は自分の本貫によってどの一族に所属するかを表していた。

かつては、同じ「本貫」を持っていると、親戚と見なされて結婚できなかった。
同族同士は結婚しないのが決まりだったのだ。

そのことは長く法律で規定されていたが、人権保護の面で問題があり、今は法律の条項からはずされた。
とはいえ、慣習として同じ本貫同士の結婚は今も韓国では敬遠されていて、現代版の「ロミオとジュリエット」が数多く誕生してしまう。

そういう事情があるので、たとえば金という姓の男女が知り合った場合には、まず、互いに本貫を確認しあって、同族であるかどうかを見極めたりする。
本貫が違えばホッと胸をなでおろすところだが、もし同じならば、恋愛に発展しないように必死に自制しなければならない。
なんとも気苦労が多いことだ。

(文=康 熙奉〔カン ヒボン〕)

-愛してる韓国ドラマK-POP-




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