FC2ブログ

日本と違う韓国のビックリ 17・18

2016’05.21・Sat

日本と違う韓国のビックリ 17・18

17・テレビ局に抗議する子孫たち

たとえば、韓国時代劇に自分の先祖が出たとする。
とてもいい役だった場合は子孫もうれしいだろうが、逆に、目も当てられない悪役だったときには、子孫がカンカンに怒ってテレビ局に抗議に出向いたりする。
それは、韓国ではよくある話なのである。

申叔舟とは誰なのか

1_201605211622100e1.jpg
ドラマ『王女の男』の中に、裏切り者として申叔舟が登場する

パク・シフとムン・チェウォンが“朝鮮王朝時代のロミオとジュリエット”を演じたドラマが『王女の男』で、韓国で大ヒットした。
この作品は、1455年に起きた叔父(後の7代王・世祖〔セジョ〕)が甥(6代王・端宗〔タンジョン〕)から王位を奪う事件を題材にしている。

その中に申叔舟(シン・スクチュ)という人物が出てくる。

彼は1443年に日本に来ている。
そのときの経験をもとに後に『海東諸国紀』という有名な本を出している。

語学に堪能だった申叔舟は、4代王・世宗(セジョン)がハングルを創製するときに、大変貢献したとも言われている。

そんな申叔舟が、世祖(叔父)が端宗(甥)から王座を奪うという大事件のときに、世祖の側についたのである。

史実をもとに、『王女の男』の中で申叔舟は裏切り者のように描かれている。
本来なら、端宗を守る側にまわらなければならなかったのに……。

実際、申叔舟は世祖に気に入られ、後に大出世を果たしている。
なんと、領議政(ヨンイジョン)という官僚最高の地位に就いたのだ。

今で言うと総理大臣のようなものだ。

テレビ局と子孫たちの攻防

確かに、朝鮮王朝時代に領議政まで務めたので、子孫は申叔舟のことを大変誇りに思っていただろう。

しかし、『王女の男』の中では仲間を裏切る日和見主義者だった。
この描き方に子孫たちが激怒した。
放送したKBSに猛烈な抗議をしたのである。

抗議を受けたプロデューサーはこう語っている。

「もともと、時代劇である人物を描くときには慎重を期さなければなりません。特に、実在した歴史的な人物の歩みを歪めてはいけないのです。子孫が大勢いるので、名誉棄損になるかもしれません。現に、『王女の男』を制作したときに、子孫たちから抗議がありました。私たちと真偽をめぐって大変な攻防となったのです」

韓国には感情的な人が多いから、プロデューサーも大きな声で怒鳴られて、さぞ困惑したことだろう。

しかし、抗議は想定内なのである。
そういう事例が過去にも多かったからだ。
それだけに、テレビ局側も負けていない。

KBSのプロデューサーがさらに続けてこう言う。

「歴史の史料にこう書いてある、と私たちは証拠を出しました。つまり、古い歴史解説書の真偽まで判別しなければならなかったのです。子孫たちは『その歴史書で我が先祖の申叔舟を間違って描いたのが影響している。なぜそんなものを参考にしているのか』とさらに執拗に抗議してきました。私たちも正式な歴史書である『朝鮮王朝実録』まで提示しながら、主張を曲げませんでした。本当に子孫を説得するのが大変でした」

韓国では先祖のことを知りすぎている

2_201605211622114d1.jpg
子孫対策をしなければいけないので韓国で時代劇を作るのも何かと大変だ

制作予算のことで頭が痛いはずのプロデューサー。
子孫対策までしなければいけないのだから、韓国の制作陣は苦労が多い。

これもみんな、視聴者が誰か有名な歴史人物の子孫たちだからだ。
制作側は、より面白くするために極端な悪役や面白い道化役の人を作ったりするが、先祖がそういう役回りをさせられると子孫たちが絶対に黙っていない。

一方の日本で、悪役になった人の子孫がテレビ局に怒鳴りこんだという話はほとんど聞いたことがない。

たとえば、吉良上野介の子孫が『忠臣蔵』のドラマに抗議したことがあるだろうか。
もしそんなことを子孫がしていたら、年末になる度に目がまわる忙しさになってしまうだろう。

しかし、韓国ではよくある話だ。

それだけ先祖のことを誇りにしているのだ。

すべて『族譜(チョッポ)』という膨大な家系書が各家庭にあって、自分たちの先祖のことを詳しく知っているからである。

日本では、よほどの名門でないかぎり、何百年も前の先祖のことはわからない。
一方の韓国では誰もが、自分の先祖にどんな人がいたのかがわかっている。

それだけに、韓国で時代劇を作るのも、なかなか大変なのである。




18・外で物を売る人々

3_20160521162212a12.jpg

売る側の商魂がたくましい

ソウルは、どこでも路上販売が盛んな街である。

人が集まれば、そこに臨時の店ができて、呼び込みの声がこだまする。
食べ物の露店が特に多いが、その他にも服、カバン、CDなどの定番商品が路上の台に積み重なっている。
時間が余ったときには、そういう露店を見てまわるのも楽しい。

いつも感じるのは、商魂がたくましいということだ。

「これでメシを食っているんだ」

売る側に、生活感まるだしの迫力がある。

冷やかしのつもりが、用もない物をつい買ってしまうのも、売る側に「何がなんでも!」という迫力があるからだ。

客は、商品だけでなく、心意気を買うこともよくあるのだ。

路上ではないが、地下鉄の車内でも、売る側はさまざまに工夫を凝らす。

雨がポツポツと降り始めたと思って地下鉄に乗ったら、もう車内に傘を売る人が現れたのにはビックリした。
タイミングが良すぎる。
たとえ、天気予報をよく知っていたとはいえ……。

迷わず傘を買ったのは言うまでもない。

地下鉄の車内は楽しい

ソウルの地下鉄の車内には、いろいろな売り子がやってくる。

突然現れたかと思うと、車内の人に向かって大声で口上を述べ、巧みに商品を売り始めていく。

今までに見た中では、傘の他に、雨合羽、扇子、乾電池、地図、Tシャツなどが演劇がかったパフォーマンスの中で売られた。

東京あたりだとすぐに規制されてしまいそうだが、ソウルの地下鉄は黙認なのか。
かくして、車両から車両へと渡り歩く売り子がたくさんいる。

その日、車内に現れたのは、チューインガムを売る親子であった。

6歳くらいの女の子を連れた30代の母親がどこからともなく現れて、乗客1人1人に紙片を渡していった。

そこには次のように書かれてあった。

「この子の父親は交通事故で死んでしまい、私たちは明日の食事にも困るほどなのです。どうか、慈悲の心があるなら、このチューインガムを1000ウォンで買ってください。あなたの尊いお金によって、この子が救われます」

女の子は地味な服を着ていて、非常に沈んだ表情を浮かべて車内の中央にポツンと立っていた。

ひととおり乗客に紙片を配り終えた母親は、乗客がその紙の文章を読みおえた頃合いを見て、今度はチューインガムを持って再び乗客の間を回り始めた。

隣人を助けるのも務め

残念ながらまるで売れなかった。

お涙頂戴のようなやり方がかえって周囲に「いかがなものか」という雰囲気をもたらしてしまったのかもしれない。

そのときだった。

突然、20代前半の若者が車内で大きな声を出した。

「みなさん、買ってあげようじゃないか。隣人を助けるのも務めですよ」

そう言うと、若者は母親を呼んで二つのチューイングガムを買った。
その応対も非常に腰が低く、決して高飛車な態度をとらなかった。
スーツを着てネクタイを締めていたが、茶髪でどこから見ても今風の若者だった。

場の空気が一変した。

今度は、車内のあちこちで母親に声をかけて購入する人が相次いだ。

若者は見事にチューイングガムを売る親子の先導役を果たしたのである。

確かに、見知らぬ人たちに向かって「隣人を助けるのも務め」と堂々と言い放った態度に感心した。

サクラじゃないのか。

ちょっぴりそう疑ってしまう心がないわけではない。

しかし、若者にはそんな素振りはなかった。
彼は、真心から親子に同情して販売に協力してあげたのだ。

そう思って地下鉄を降りたほうが、その日はずっと心地よくいられるはずだ。

文=康 熙奉(カン ヒボン)


-愛してる韓国ドラマK-POP-






ブログ村に参加しています。
拍手にポチッ!ブログ村にポチッ!としてくださるととても嬉しいです

にほんブログ村 芸能ブログ 韓国男性芸能人・タレントへ
にほんブログ村 web拍手 by FC2
line
line

line

うさまま

Author:うさまま



新旧織り交ぜたヨンジュンssi

のフォトやニュースを楽しみながら、毎日を頑張りましょう!

遠くても心はいつも

ヨンジュンssiと一緒に…

line
line
 今月のカレンダー☆7月
line
 にほんブログ村
にほんブログ村 芸能ブログ 韓国男性芸能人・タレントへ
line
日本公式
bofi.jpg
line
韓国公式
mo.jpg
line
公式モバイル・スマホサイト
mo.jpg
line
おすすめリンク 
line
最新記事
line
イトーヨーカドー
line
 ロフト
line
 楽天市場
line
 Amazon
line
月別
line
カテゴリ
line
検索フォーム
line
お気軽に 
line
お便りフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

line
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

line
QR
line
sub_line