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ペ・ヨンジュン 過去への旅路 5・6

2016’05.26・Thu

ペ・ヨンジュン 過去への旅路 5・6

第5回 『若者のひなた』と『パパ』で主演

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「愛の挨拶」で一躍人気俳優となったペ・ヨンジュン。
次の出演作に注目が集まったが、意外にも釜山(プサン)放送の開局記念として企画された単発ドラマの『海風』に出演した。
このドラマでペ・ヨンジュンは、交通事故を起こして釜山に逃げ出した世間知らずの大学生を演じた。

大会社の御曹司を演じる

ドラマ『海風』では、主人公が市場で働く人たちの生活力に影響されて少しずつ自立していく様子が描かれるのだが、ペ・ヨンジュンは年齢的にも雰囲気的にも等身大の青春像を演じることができた。

まだまだ演技の経験は不足していたが、物思いにふける場面ではハッとするほど真摯な表情を見せて、彼なりの成長を示していた。

単発ドラマの出演を終えて、いよいよ連続ドラマの二作目に注目が集まった。
その中で発表されたのが、若者たちの野望と友情を赤裸々に描いた『若者のひなた』だった。

このドラマの中でペ・ヨンジュンは、大会社の御曹司で、映画制作への夢を捨てきれない若者に扮した。

御曹司というと、韓国ドラマの主役設定の定番だが、ペ・ヨンジュンは連続ドラマの二作目で早くも演じることなった。

以後は貧しい生活の中で育った青年を演じることが多かったから、『若者のひなた』で扮したキャラクターは今から考えれば随分と異質に思える。
それほど、ペ・ヨンジュンの役柄には多様性があるということだ。

とはいえ、『若者のひなた』に出演した当時のペ・ヨンジュンは大変だった。
緊張して夜も眠れない日をどれほど重ねたことだろうか。

映画への情熱

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ドラマ『若者のひなた』に主演したペ・ヨンジュン

デビュー作は話題性で引っ張れる部分もあるし、周囲も一応は温かい目で見てくれる。
しかし、二作目以降はそういうわけにはいかない。
主役を演じる適性があるかどうかが厳しく問われるのである。

しかも、『若者のひなた』はストーリーが複雑で、感情表現が難しい場面が多かった。
まさに主役としての真価が問われるドラマだった。

ペ・ヨンジュンも率直に告白する。

「デビュー作の『愛の挨拶』は私を含めて主演クラスが新人ばかりでした。けれど、『若者のひなた』は状況がまったく異なっていました。新人クラスは私一人で、共演者のほとんどは熟練した演技力をもつ先輩たちでした。プレッシャーを感じないはずがありません。私がダメだと、その余波が先輩たちにまで及んでしまうんです。最初から緊張の連続でした」

プレッシャーの固まりだったペ・ヨンジュンを救ってくれたのが、共演のイ・ジョンウォンだった。
彼が本当の兄のようになんでも面倒を見てくれた。

演技のことはもちろん、社会人としても何から何まで教わった。
そのおかげでペ・ヨンジュンは随分と救われた。

また、彼が『若者のひなた』に出て有意義だったのは、映画の勉強に専念する若者の役だったことだ。

「『若者のひなた』に出演中は、本当に映画の勉強ばかりしていました。特に、フランスの映画監督の話から学ぶことが多かったですね」

デビュー前には映画制作の現場を知りたくて映画会社でアルバイトした経験を持つペ・ヨンジュンは、このドラマを通してますます映画への情熱を高めたのである。

映画会社からの出演要請

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後に「将来の夢は映画監督」と広言するようになったペ・ヨンジュン。
彼が具体的に映画監督をめざすようになったのも、『若者のひなた』で演じた役が大きく影響しているのは間違いない。

ペ・ヨンジュンもこう語っている。

「ドラマで演技を磨いて歴史に残る映画俳優になるのは究極の夢です。けれど、俳優とともにいつかは映画の演出もしたいと考えています。『若者のひなた』で演じた映画監督のハ・ソクチュは、私の未来の姿であるかもしれません。演出の勉強をするために、大学に進学する計画も立てています。尊敬する映画監督は『タクシードライバー』のマーチン・スコセッシです」

この言葉からも、『若者のひなた』がペ・ヨンジュンに多くのものを残してくれた作品だったことがわかる。

彼は連続ドラマの二作目でも高い評価を受けて、完全にスターダムに乗った。

次にはどんな役に挑むのか。

実は、早くもいくつかの映画会社から出演の要請を受けている。

当時は映画がテレビドラマよりずっと格上と思われていたから、ペ・ヨンジュンの心も動かなかったわけではない。
彼にとって魅力的な提案があったことも事実だった。

けれど、ペ・ヨンジュンは最終的に申し出を断った。

それは、なぜなのか。

「迷いましたけれど、やっぱり、まだその時期ではないと思ったんです。今はテレビドラマの役柄を演じきることだけでも難しい状況ですから、映画に出るのは無理だと判断しました」

『パパ』で父親役に挑戦

ペ・ヨンジュンは他の俳優以上に映画に特別な思い入れがあった。
それだけに、もっとテレビドラマで演技を磨いてから映画に進出したいと考えた。
人気だけを優先させて中途半端な状態で映画に出るのだけは避けたかったのだ。

慎重なこの姿勢は大いに評価されていい。
彼は常に一歩一歩大地を踏みしめながら、自分の行く道を決めていくタイプの人間なのである。

映画への進出を見送ったペ・ヨンジュンが、次の連続ドラマに選んだのが、イ・ヨンエとの共演になった『パパ』だった。

これは、完全にファンの意表をつく作品である。
なにしろ、まだ23歳のペ・ヨンジュンが、離婚して子供を育てる役に扮することになった。
10歳くらい上の俳優が演じるような役にペ・ヨンジュンは果敢に挑戦してみようと思った。
このあたりの決断は、度胸がすわっていると言える。

このドラマが放送中だった1996年1月、「イルガンスポーツ」の紙面にペ・ヨンジュンのインタビュー記事が掲載されている。その中でペ・ヨンジュンは『パパ』の役柄について自らこう答えている。

「離婚して娘を育てる大学の講師役です。『愛の挨拶』では大学一年生を演じましたし、『若者のひなた』では大学生から映画監督までを経験しました。今回は大学講師として出演するのですから、進級はかなり早いと思いますね」

演じる役の変化を「進級」と称するところがなんともおかしい。
確かに、わずか2年で大学一年生から講師にまで変身しているのだから、その飛躍は驚くほど早い。
いや、ちょっと早すぎたかもしれない……。



第6回 ドラマ『初恋』に出演

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『パパ』に出演したペ・ヨンジュンは激務の撮影で疲労困憊となり、1996年1月下旬に入院する羽目になってしまった。
しかも、話にどんどん尾ひれが付いて引退騒動にまで発展した。
大変なことが起こってしまったが、それもペ・ヨンジュンの人気が凄かったからである。

撮影の疲れで体調を崩す

1996年2月14日付けの「イルガンスポーツ」は次のように紹介している。

「ペ・ヨンジュンが出演している『パパ』の撮影が終わろうとしている1月26日、ヨイドの病院に入院して精密診断を受けた。

そして、今後は渡米して誰にも知られないところで静かに過ごすということが2月13日に明らかになった。

ペ・ヨンジュンは最低でも半年は休養する予定で、この期間に国内で彼の姿を見ることはできないと思われる。

ペ・ヨンジュンのこのような電撃決定は、1994年秋にデビューしてから『連続するドラマ出演で、疲労が重なったため』というのが本人の説明である。
ペ・ヨンジュンは最近貧血や消化不良などで体重が3キロ以上減り、疲労による症状も訴えていた」

こうした報道は、ペ・ヨンジュンがデビューして間もない頃から、撮影時に極度に疲労して体調を崩すことが多かったことを物語っている。

役柄への集中度が極限に達するほどだから、どうしても撮影の終盤にはやつれてしまうのであった。

代名詞は「タフガイ」

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ドラマ『初恋』に出演したペ・ヨンジュン

1996年2月から半年間の休養を取っていたペ・ヨンジュンが、その年の秋から再びテレビドラマの世界に戻ってきた。

しかも、大変身していたことがファンの間でも大いに話題となった。

どんなふうに変身したのか。

一言でいえば、「タフガイ」になったということだ。
これは、韓国では「男らしい」という意味で、かなり好意的に受けとめられる。

韓国の男性は、とにかく筋骨隆々とした肉体こそが男の象徴、という考え方が強い。
今も男優が体力作りに熱心なのも、「力強い」というイメージを保ちたいためだ。

けれど、デビューしてから数年のペ・ヨンジュンには「優しくて柔らかい雰囲気だけど、ちょっと弱い」という印象があったことは確かだ。
しかも、メガネがトレードマークなので、どうしてもインテリ風に思われてしまうし、ドラマ『パパ』はその先入観を裏付ける結果ともなっていた。

そんな印象をガラリと一変させたのが、『初恋』への出演だった。

実は、ペ・ヨンジュンは半年間休養していたといっても、ただ休んでいたわけではなかった。
たえずフィットネスクラブに通ってトレーニングをして筋力アップに励んでいたのである。

「おかげで約3キロも体重が増えました」

そう言って、ペ・ヨンジュンは快活な笑顔を見せた。

実は、休養期間にペ・ヨンジュンはもう一つの変身をしている。それは何か。

『初恋』の出演に意欲を燃やす

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ペ・ヨンジュンは視力の矯正手術を受けたのである。

「右目にレーザー手術を受けました。極端な近眼でしたが、少しはよくなりました。でも、右目は少し視力が回復したとはいえ、左目はそのままなので、バランスがよくないんです。メガネをはずすと、まぶしくて痛いくらいです。今度、時間をみて左目も手術を受ける予定です。『初恋』ではメガネをはずして撮影をしたのに、目が痛くて焦点を合わせることができず、しばしば顔をしかめてしまいました」

ペ・ヨンジュンが『初恋』でメガネをはずした背景には、視力の矯正手術をしたということがあったのである。

メガネをはずし、肉体もたくましくなったペ・ヨンジュン。
それほど、『初恋』の出演に向けて意欲がみなぎっていた。

「前作の『パパ』を終えて、これからは優しい役柄より違ったものを演じたいと思っていたので、今度KBSから『初恋』の出演要請を受けたとき、好都合だと思いました。優しい模範生の役柄をずっと続けると、自分のイメージが固まってしまいますから……」

まさに、『初恋』のチャヌ役は、ペ・ヨンジュンが望んだものだった。
兄のチャニョクとの兄弟愛が描かれることになるが、ペ・ヨンジュンの意欲はみなぎっていた。

「チャヌは、はたからはタフなように思えるが、実は奥の深い若者。ヒョギョンとの初恋を噛みしめたまま、兄のために譲歩して、その兄に美術の勉強を継続するように促すんです。今後、奥の深いキャラクターを表現できれば満足です」

再び家族と同居

兄のチャニョクを演じたのは、韓国の国民俳優とも呼べるチェ・スジョンだった。
高い人気を誇る俳優との共演で、ペ・ヨンジュンも「多くのことを学びたい」と喜んだ。

気合が入っていただけに、やはりいつものように頑張りすぎて、ペ・ヨンジュンはアッというまに体重が減って、げっそりしてしまった。
せっかくタフガイのイメージを作ったのに、それも台なしになった。

無理はなかった。
演技をすればするほど、「なんでもっとうまくできないんだ」と悩むばかりだった。
65・8%という韓国ドラマ史上最高の視聴率をあげた「初恋」は、ペ・ヨンジュンに多くの試練を与えたドラマでもあった。

何よりも、イメージを変えようとすれば、相応の演技力を求められる。
その点でペ・ヨンジュンにはまだ確固たる自信がなかった。

彼は『初恋』に全精力を傾けるために、生活環境を変えようと決意した。
それが家族との同居だった。

デビュー当時こそ家族と一緒に暮らしていたペ・ヨンジュンだが、人気者になってからは撮影に便利なように立地条件のいい場所で独り暮らしを続けていた。
しかし、独り暮らしは食事の面で不便が多かった。

自宅に戻る決心をしたのは、やはり母の手料理が食べたくなったからだ。

『初恋』の撮影後にスタッフや共演陣と宴会をしてかなり酒を飲んだあと、翌日起きたときに、母の手作りスープが懐かしくて仕方がなかった。

「これで余計なことに神経を使う必要がなくなりました。撮影に集中できます」

ペ・ヨンジュンはそう語って、長期間にわたる『初恋』の撮影に向けて万全の環境を整えた。

-愛してる韓国ドラマK-POP-




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