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日本と違う韓国のビックリ 25・26

2016’07.20・Wed

日本と違う韓国のビックリ 25・26

第25回/日韓の新聞を読み比べてみれば

今は取っていないのだが、数年前に、韓国の『朝鮮日報』と『スポーツ朝鮮』を毎日配達してもらったことがあった。
韓国でその日に出た朝刊が夕方には日本のわが事務所に届くのである。
とても重宝していた。

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韓国の新聞は取材ネタより論評が多い

あるとき、韓国の新聞を配達してくれる業者が「サービスで配ります」と言って、さらに韓国の一般紙とスポーツ紙を1つずつ付け足してくれた。

すでに『朝日新聞』『日本経済新聞』『日刊スポーツ』を取っていたのに、今度は韓国の新聞が4紙。
合計7つの新聞を読むのは骨が折れた。

しかし、韓国の新聞と日本の新聞を比較するにはちょうどいい時期だった。

韓国の一般紙を一言で言えば「ページ数は多いのだが中身がやや薄い」ということだ。
韓国の記者は「多くの取材をして記事を書く」というより、「少ない取材のわりには自分の主張が多い」と感じたのである。

とにかく、自分の意見を言いたいという記事が多く、その結果、韓国の一般紙のオピニオン欄は多くの記者の論評で埋まっている。
「足でネタを集めるというより、口で記事を埋める」という印象が強かった。

恐るべき突破力

新聞の記述に誤字や間違った内容も多い。

まだ巨人に韓国選手がいる頃、韓国のスポーツ紙は巨人の記事をたくさん載せていたが、「東京ドームで行なわれた巨人対ヤクルトの一戦で……」という記事にのけぞったことがある。
その日、巨人は東北で試合をしていたからだ。

「巨人のホームゲームなら東京ドーム」という固定観念を持って記事を書き、本来すべきチェックがないがしろになるから、とんでもない間違いにつながる。
もちろん、日本の新聞にも変な間違いはあるが、相対的に、韓国の新聞のほうが誤字や間違いが多いように感じた。

さらに韓国の新聞で閉口したのは、記事の半分くらいは「定型」で占められていることだ。
この場合の「定型」とは、すでに他の記事で書いた内容の要約、という意味である。
つまり、同じ題材の記事を読んでいると、文章の半分は「繰り返し」だらけなのだ。

「読まされるほうの身になってくれ」

そう思ったことは、二度や三度ではない。

ただ、韓国の新聞社には、恐るべき突破力を持った記者がいる。
交通事故でケガをして入院している女優の病室に入ってインタビューをした記事にはビックリした。

「ここまでやるのか!」

そういう驚きである。
しかも、包帯を巻いた女優の写真付きだ。
日本ではありえない記事だった。

文を尊ぶ風潮が強い韓国

韓国の新聞で特に面白いのが広告。
日本の新聞とは様相が違う。
たとえば、占い師が顔写真付きでズラリと並ぶ広告はまさに壮観だ。

「この人は、あまり当たりそうもない」

顔で判断されるのだから、占い師もたまったものではない。
しかし、占いとは、本来そういうものかもしれない。

振り返れば、『冬のソナタ』を契機に日本で韓流ブームが起きた頃、韓国の新聞社をかなり回った経験がある。
写真や古い記事を入手するうえで記者たちに随分お世話になったが、多くの記者に会って感じたのは、「特権意識が強い。プライドが高い。知識欲が凄い」ということだった。

朝鮮王朝以来の伝統で文を尊ぶ風潮が強い韓国では、作家や新聞記者のように文章を書く人は一目置かれる。
必然的に、韓国の新聞社に勤めていればプライドも相当高くなる。
けれど、ただ自尊心が強いだけではない。
学識が高くて、物事をよく知っている。
そのうえでの自尊心なのである。

今は韓国の新聞を取ることをやめてしまった。

寂しい気持ちもある。
『朝鮮日報』にしても『東亜日報』にしても、あれだけのページ数をめくるだけでも大変な作業だったが、今は、アクが強い記者の独断による論調を読めなくなってしまった。

そうなってみて気づいたのは、「韓国の新聞にオピニオン欄が多いのは、それを読者が望んでいたから」ということだ。



第26回/今もコリアンタイムが通用する?

1990年代の後半、ソウルに取材に行ったときは、ロッテホテルのロビーでよく人と待ち合わせをした。
そのとき、来る人がほとんど30分くらい遅れてくる。
理由はきまって「渋滞がひどくて」。
私(康熙奉〔カン・ヒボン〕)は笑って相手を迎えたが、腹の中はイライラしていた。

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遅れる理由はかならず「渋滞」

理由はかならず「渋滞」

当時、ソウルの渋滞は名物だった。
道路は混んでいるのが当たり前であった。

そうであるならば、待ち合わせをしている以上、渋滞を見越して早めに出掛けるのが常識であろう。
それなのに、いつもどおりにのんびり出掛けて、時間に遅れたら渋滞を理由にしている。

「なるほど。これがコリアンタイムか」

私もあきれるしかなかった。

韓国の書き手に原稿を依頼したときも、イライラすることが多かった。

締め切りを守らない人が多すぎるのだ。
催促の連絡をすると、プツリと行方不明になる。
何度も催促して、ようやく連絡が取れると、「いやあ、伯父さんが亡くなってねえ」と古典的な言い訳が返ってくる。

「締め切りを守るという概念が希薄なんだな」

そう考えるしかなかった。

時間に関する概念が日韓で違う

ただ、日本が時間にうるさすぎるのかもしれない。

世界中を旅行したわけではないが、日本ほど時間に厳しい国は他にないのではないか。
待ち合わせに5分遅れたら、もう携帯電話に問い合わせの連絡が入っている。

そんな経験が何度もある。
社会全体が「時間を守ろう」という意識でがんじがらめになっている。

電車の運行が時間に正確なのはありがたいのだが、東武鉄道に乗っていたら、わずか2分遅れただけなのに、車内放送で「本日は電車が遅れて乗客のみなさまにご迷惑をおかけしました。心からお詫びいたします」とアナウンスしている。

こんな国は他にないはずだ。

ひるがえって韓国。
日本から一番近い隣国なのだが、時間に関する概念は、かつては確かに違った。

大陸的というか、おおらかというか、「まあ、そうアクセクしなさんな」という雰囲気を社会全体で感じた。

これは今でも旧暦をよく使っているからではないのか。

コリアンタイムの本質

旧暦は、農耕社会には便利な暦である。

それなのに、日本は明治維新後に新暦に変えて、現実の季節感と暦にギャップが出るようになった。

韓国は今でも旧暦が基本。
正月は「旧正月」であり、お盆も「旧盆」である。

この「旧盆」のことを韓国では「秋夕(チュソク)」と言い、旧暦の8月15日が該当する。
新暦だと9月下旬頃になる。

つまり、日本と違って韓国では、正月と盆が1カ月以上も遅れてやってくるのである。
これこそが究極のコリアンタイムではないか。

旧暦が便利な農耕社会では、なにごとも時間どおりにならなかった。
それだけに、悠長に時が来るのを待つ習慣が根づいた。
それこそがコリアンタイムの本質かもしれない。

いちはやく旧暦を捨てた日本は、季節感が合おうが合うまいが、暦の通りに動かざるをえなかった。
それに日本的な細かさが加わって、時間にきっちりするようになったのではないか。

そんな気がしてならなかった。

時間に遅れるわけにはいかない

韓国も確実に変わってきた。

相変わらず、時間に遅れた理由を「渋滞」になすりつけているのは、40代以上かもしれない。

若い人たちは、中年以上の世代に比べると、時間をきっちり守るようになってきた。
そこには、携帯電話の普及が大きく関係しているに違いない。

なんでも情報を瞬時に得られる時代だ。
待ち合わせに遅れないために何時に出掛ければいいかは、携帯電話が教えてくれる。
そこまで情報が行き届いているのに、あえて時間に遅れようとする人は珍しいだろう。

社会からも、おおらかさが失われつつある。
若者の失業率は高く、大学を卒業しても正社員に就けない人は多い。
そんな時代に、のんびりコリアンタイムで生活していたら、多くのチャンスを失うことになってしまう。
みんな必死なのである。

考えてみれば、コリアンタイムが許された時代は、人々の気持ちにゆとりがあったのかもしれない。

かつてはなかったのに、今は割り勘が増えている。
なんでも、きっちりするようになってきた。
時間も同様である。
「渋滞」はもう理由にできないのだ。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

-愛してる韓国ドラマK-POP-




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