数カ月はスターの兵役ラッシュ
2016’10.22・Sat
これから数カ月はスターの兵役ラッシュになる!
最近は芸能界でも兵役に入る年齢が高くなる傾向があるが、兵役法には「30歳を越えて兵役を延期できない」という規定がある。
それゆえ、1987年生まれのスターたちも、近いうちに兵役に行かざるをえなくなっている。

頭の中は「兵役にいつ行くか?」
兵役における年齢の数え方は、誕生日に関係なく、「現在年-出生年」という数字が適用される。
たとえば、1987年生まれであれば「2016-1987」という計算式が成り立ち、今年1月1日から12月31日まで29歳扱いとなり、来年は1月1日から30歳と計算される。
いわば、兵役延期の限界が近づいているのだ。
それだけに、1987年生まれのスターも、現在から来年の前半にかけて続々と兵役に入るものと予想される。
よく知られているように、今の芸能界には1987年生まれのスターが多い。
例をあげれば、チャン・グンソク、イ・ミンホ、BIGBANGのT.O.P、チョン・イルなど。
彼らも頭の中では「兵役にいつ行くか?」が最大の懸案事項になっていることだろう。
グループとしての選択
1987年生まれだけではない。
1988年生まれのスターも、来年1月1日から兵役計算年齢が29歳になるので、兵役入りが重要な課題になってくる。
いちはやく対応したのが2PMであり、1988年生まれのテギョンは来年早々の兵役入りを公言しているし、彼を手始めに2PMは次々にメンバーが兵役入りする予定を立てている。
メンバーが同時期に兵役入りしたほうが、グループとしての空白期間を短くできるのは確か。
今は、スーパージュニアのメンバーの多くが同時期に兵役入りしているが、2PMもその方法を踏襲しようとしている。
BIGBANGも同様だ。
最年長のT.O.Pが来年の早い時期に兵役入りすることが確定しているし、他のメンバーも追随して、グループとしての空白期間を短くする予定だ。
来年は2PMとBIGBANGが兵役ラッシュとなりそうだが、グループの将来を考えたら、ふさわしい選択だと言える。
復帰後を見据えた決断が必要
個人で活動している俳優の場合は、兵役入りする時期をグループのように他のメンバーに合わせる必要がなく、自分で自在に選べるのだが、それも時間を経るごとに余裕がなくなってくる。
なにしろ、30歳を越えて兵役は延期できないのである。
しかも、あまりギリギリまで延期すると、ネット上で「兵役の義務を積極的に果たそうとしていない」という批判を浴びて、国を愛する心を疑われかねない。
韓国の芸能人の場合、愛国心に疑問を呈されるというのが人気に決定的に響く。
できれば、そういう事態を避けなければならないのだ。
イ・ミンホとチョン・イルは、交通事故の後遺症で兵役を社会服務要員(公益勤務)で代替させることが決定している。
来年の早い時期までに、2人は兵役入りして社会服務要員として役所勤務になるはずだ。
注目されるのがチャン・グンソク。
彼はどの時期にどんな形で兵役を遂行しようとしているのか。
タイミングとしては今秋が兵役入りにふさわしかったのだが、本人はどう考えているのか。
兵役から復帰したあとの先々を考えると、あまり延ばさないほうが得策だと思えるのだが……。
文=康 熙奉(カン ヒボン)
-愛してる韓国ドラマK-POP-
ブログ村に参加しています。
拍手にポチッ!ブログ村にポチッ!としてくださるととても嬉しいです


にほんブログ村
