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日本メディアの報道に見る他者の視線

2016’12.17・Sat

【コラム】崔順実事件、日本メディアの報道に見る他者の視線

ここ1カ月余り、日本のジャーナリストの訪問が増えた。
現役記者もフリーランスの記者もソウル入りした。
日本のメディアは通常2-3人の特派員を韓国に置いている。
最近ソウルに来るのはそれとは別だ。
出版社や雑誌社の記事依頼を受けたか個人的な関心で現場入りしているのだ。
私には8人から連絡があったので、相当数の日本人記者が現場を歩き回ったはずだ。
両国を行ったり来たりして、6回のろうそく集会のうち4回を現場で取材した人もいた。
日本のジャーナリストと接するたびにまるで匠のようなひたむきさと旺盛な情報欲求に驚かされる。

 私が会った記者に共通する質問は2つだった。
まず「韓国政治ではなぜこんな不正事件が繰り返されるのか」だ。
その質問には「日本の民主主義は70年、韓国は30年が経過した。民主化30年後の日本で起きた政治スキャンダルを思い浮かべれば、韓国をある程度は理解できるのではないか」と遠回しに答えた。
腐敗した日本政治が浄化されたのは、民主化50年に近づく時期だった。
次の質問は「誰が次期政権をつかむのか」だった。
私に知るすべはない。
ただ「韓国政治の時間は日本よりも長い」と答えた。
韓国の政治風土では今吹いている風を根拠に未来の風向きを断じるのは難しいと言ったのだ。

 日本はさまざまな面で進んだ国だ。
我々にはまだ学ぶべき点が多い。
しかし、関心は正反対に流れる。
韓半島(朝鮮半島)に対する日本の関心は常に大きい。
外交・安全保障に対する日本の価値設定が韓国よりも大きいからではないかと推測する。
「主権線」「利益線」という過去の日本の安全保障概念をコラムで紹介したことがある。
主権線は日本本土、利益線は日本本土の安全を守るため、自分の味方にすべき地域を指す。
この単語を口にこそしないが、今も日本はこの線に従って激しく動く。
トランプ氏が米次期大統領に当選すると、メンツや慣例を無視し、首相がニューヨークに向かったのもそのためだ。
浅はかにも思えるが、日本人の生存方法とはそういうものだ。

韓半島は常に日本の利益線の内側に存在してきた。
彼らの関心はそうした次元で展開される。
それゆえ情勢が混乱するほど、関心は高まり、研究も深まる。
世界全体が一つとなって回り始めた19世紀後半以降は特にそうだ。
熊本の同心学舎(現在の熊本県立済々黌高)が朝鮮語を教え始めたのは1879年だ。
当時朝鮮語を学んだ人々は韓半島に押し寄せ、スパイ、記者、密使、大陸浪人などに身分を変え、韓半島に関する情報をかき集めた。
その後、植民地支配の先鋒となったが、当初から関心が汚染されていたわけではなかった。
その中に菊池謙譲という人物がいる、若くして朝鮮に渡り、草の根の世論を把握する一方、上は大院君(テウォングン)にもつながりを持ち、明成(ミョンソン)皇后(閔妃)暗殺にも加担した怪物だ。
数十年蓄積した情報と優れた現場能力で多くの著述を残した。
特に「大院君伝」は朝鮮王朝末期の学者黄玹(ファン・ヒョン)による「梅泉野録」と並び、明成皇后の闇の歴史を今に伝える代表的な野史だ。

 崔順実(チェ・スンシル)事件で最近話題になった女性シャーマン「真霊君(チンリョングン)」の話も詳しく書かれている。
そうした悪意の記述が今でもゾンビのように動き回る。
関心と情報で当時の日本に圧倒されていたからだ。
学問と研究の分野では言うまでもない。
歴史学は今でもその枠組みの中で闘っている。
19世紀の外部に向けた関心の非対称が20世紀初めの国の運命を決めたと私は考えている。

最近ソウルを訪れる日本人記者が当時のように悪意を抱いているとは思わない。
そうかと言って、好意的に見ているわけでもなあい。
我々が自らさらけだしている恥部がそのまま日本の放送を通じて伝わっている。
あざ笑いの対象だ。
新聞はそんなふうに皮肉ったりはしないが、問題を政界では解決できずに広場の集会に依存することに懐疑的な見方を示している。

 ある日本の新聞記者に「民主主義の勝利」について話したことがある。
すると「アラブの春でもあるまいし、今の韓国はそんなふうに自慢するレベルではないと思う」という反応が返ってきた。
彼らにとっては民主主義ではなく、「韓国がどう変わるか」が重要なようだ。
その変化が日本の損得に直結するからだ。
どのみち他者の視線だ。
しかし、異邦人の関心はときに我々が見過ごしたことを指摘してくれる。

 韓国は客観的に日本よりも小さい国だ。
日本よりも開放されており、位置も危険だ。
それでも視線は常に内部へと閉じ込められている。
内紛が起きると、極端まで突っ走る。
今の世の中は激変期だ。
我々がこの世の外に出て、外の人々がどのように変わり、どのように適応するのかを研究しなければ、あすを生き残ることはできない。
しかし、世界との間に垣根を設け、独自の論理で戦い、変わろうとしている。
その独特な変化に関心を持ち、世界の記者がソウルに押し寄せている。

-朝鮮日報-



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