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韓国時代劇の流行はどう変わってきたか

2017’03.07・Tue

韓国時代劇の流行はどう変わってきたか

過去20年間、韓国時代劇は制作面で大いに発展してきました。
その中で、制作の流れを見ていると、4つの大きな潮流がありました。
それを順番に見ていきましょう。

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長編大作の時期

1つ目の潮流は、1990年代後半から2000年にかけて生まれた『龍の涙』『王と妃』『女人天下』などの長編大作です。
これらの作品は、朝鮮王朝の歴史にわりと忠実につくられたドラマでした。
朝鮮王朝の正式な歴史書は「朝鮮王朝実録」です。
原文は漢文で、1993年にハングル版の翻訳が完成しました。
このハングル版は、1日に100ページ読み進めたとしても、読み終わるまでに4年半かかるという膨大な書物です。
このハングル版の刊行によって、韓国の一般の人も「朝鮮王朝実録」を読むことができるようになりました。
冒頭の3作品以前の韓国時代劇は同じネタのくり返しが多く、人気も今ひとつという印象でした。
そこに、「朝鮮王朝実録」の史実を反映させた大作ドラマが立て続けに登場し、人気を博すことになったのです。
その結果、時代劇の好企画が多く生まれ、人材も多く投入されるという好循環のサイクルに入ります。

壮大な成長物語

2つ目は2000年以降です。
それまでの大作主義から離れ、歴史に埋もれていた女性や身分の低い人を取り上げた壮大な成長物語が作られたことです。
その好例が『宮廷女官 チャングムの誓い』『ファン・ジニ』『トンイ』です。
長今(チャングム)や『トンイ』の主人公の淑嬪(スクピン)・崔(チェ)氏は、「朝鮮王朝実録」に少しだけ出てきますが、韓国ではほとんど知られていない人物でした。
そんな女性をヒロインに取り上げ、低い身分ながらも努力と創意工夫で自分の夢をかなえていく、という名作ドラマが生まれたのです。
3つ目は、従来の流れをそのまま踏襲するのではなく、新しいタイプの時代劇が登場したことです。
『王女の男』が該当しますが、歴史的事実や王朝などの設定はきちんと時代背景に合っているものの、登場人物の中に架空のキャラクターを入れることで物語を大きく動かしています。

現代に生きる人たちのニーズ

『王女の男』のような作品はファクト(事実)とフィクション(創作)を融合させたという意味で「ファクション時代劇」と呼ばれます。
『太陽を抱く月』もそのジャンルに入るでしょう。
この潮流はインパクトがありました。
実際、『王女の男』のキム・ミンジョン監督や『太陽を抱く月』のキム・ドフン監督といった、若手・中堅クラスの有能な人たちが韓国時代劇を活性化させました。
彼らは経歴や業績に関係なく、新しい感覚で時代劇を作り、成果を挙げました。
過去の歴史に忠実に再現されたドラマは、テンポが遅かったり難しいセリフが多くなったりして、現代人はなかなか楽しめません。
その点、現在の韓国時代劇は現代の視点から過去を描くことが制作者たちのコンセンサスになっており、現代に生きる人たちのニーズを満たしているのです。

旧来の描き方を一変させた

さらに、4つ目の潮流としては、実在の歴史的な人物のキャラクターを際立たせた個性的な時代劇が増えてきたということです。
張禧嬪(チャン・ヒビン)を単なる悪女でなく愛に情熱を燃やす女性として描いた『チャン・オクチョン』、貞明(チョンミョン)公主を主人公にした『華政(ファジョン)』、申師任堂(シンサイムダン)を中心的に描いた『師任堂、色の日記』などが該当するでしょう。
この場合、歴史的な人物が別人のようになってしまい、「歴史の捏造だ」と批判されることもあるのですが、旧来の描き方を一変させる挑戦的な試みであることは間違いないでしょう。
いずれにしても、韓国時代劇の作品性は時代とともに変化しています。
今後も制作者たちの工夫と熱意に期待したいと思います。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

-愛してる韓国ドラマK-POP-



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