果たして韓流は復活したのか?
2017’12.05・Tue
果たして韓流は復活したのか?
最近の出版界で大きな話題になったのは、東方神起が表紙になった女性誌の売り上げが予想をはるかに上回って絶好調だったことだ。
紅白歌合戦にもK-POPの枠が復活した。
新大久保にも人が戻ってきた。
今後の韓流はどうなるのか。

冬の時代を乗り越えて
日本に韓流が定着してから15年が経つ。
ドラマ『冬のソナタ』の大ヒットを契機に、日本でも韓流ファンがとても増え、ドラマやK-POPの分野で韓流スターの活躍が目立った。
新大久保には、韓国のおいしい料理を食べて韓流グッズを求めるファンが大勢駆けつけて、その人気は社会現象にもなるほどだった。
そんな韓流ブームが絶好調のときに冷や水を浴びせたのが、2012年8月の李明博(イ・ミョンバク)大統領(当時)の言動だった。
彼は竹島(韓国名は独島〔トクト〕)に上陸して日本側を刺激し、さらに天皇陛下に対して謝罪を求めるような発言をした。
こうした言動によって、日本で嫌韓の雰囲気が起こり、それは韓流にとっても逆風となってしまった。
それが影響したのか、紅白歌合戦でもK-POPの出番がなくなり、新大久保を訪れる人も減ってしまった。
韓流にとっては冬の時代が続いたのだが、最近は韓流の賑わいが戻ってきたような印象だ。
新世代のファンが増加
新大久保ではチーズタッカルビの店が大人気となっている。
紅白歌合戦にもTWICEが選ばれ、再び韓流の枠が生まれた。
なんと言っても、東方神起の活動再開が大きい。
2人は兵役のために2年以上も空白期間を余儀なくされたが、無事に兵役を終え、再び東方神起としてパワフルなステージを日本各地で披露している。
さらには、新世代のK-POPとして防弾少年団やTWICEが人気を集め、若い女性の間で新たな韓流ブームが起こっている。
原宿の竹下通りにまで韓流関連のショップができるほどなのだ。
このように、韓流に関する話題がメディアを大いに賑わすようになったが、韓国を訪れる日本人の数は増えていない。
日本を訪れる韓国人の数は、記録ラッシュと呼べるほど伸び続けているのとは対照的だ。
これは、明らかに北朝鮮の問題が関わっている。
日本から韓国を訪れる人が増えないのは、北朝鮮の挑発行為によって緊張状態が続いているからだ。
この問題が解決に向かえば、かつてのように多くの韓流ファンが日本から韓国へ行くことになるだろう。
韓流は、常にエネルギッシュに動いている。
K-POPでは次々と新しいスターグループが誕生して、日本の若い女性の熱狂的な声援を浴びている。
新大久保ではチーズタッカルビの店だけでなく、新鮮な野菜の提供をメインとした店なども繁盛しており、訪れる人が絶えない。
果たして、韓流は復活したのか?
新世代のファンを加えて、新たな韓流が始まったと言えるのかもしれない。
-愛してる韓国ドラマK-POP-
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