日本人観光客が好きな韓国料理
2018’03.05・Mon
日本人観光客が好きな韓国料理トップ10
韓流がピークに達した2010年ごろよりは少なくなったが、それでも多くの日本人観光客が韓国を訪れる。
日本を訪れる韓国人がおいしい食べ物に魅力を感じるように、日本人も韓国料理を最も魅力的な要素の一つとして挙げる。
トリップアドバイザージャパンは直接食べてみたレビューと口コミを基盤にして今年、日本人に最も人気のあるお勧めの韓国料理と食堂を挙げた。
一口で魅了されて日本人が「マシッソヨ」(美味しい)を連発するという韓国料理を10個紹介する。
◆ 1位:鶏の水炊き(タッカンマリ)

< タッカンマリ >

< タッカンマリ >
大きな鍋にスープと鶏一匹を丸ごと入れてグツグツ煮た後、はさみで切って食べる(日本人は食卓ではさみを使わないらしい)タッカンマリ。
日本人にはビジュアル自体が珍しいようだ。
ソウル鍾路5街の路地がタッカンマリの食堂が密集する場所として有名だ。
トリップアドバイザージャパンも、ここの食堂街を強く推奨している。
詳しく説明するレビューを作成したある日本人は「鶏がとても新鮮で、コシがあるのに臭みも全くなく、ソースにつけて食べると豊富なうまみとコクがある」とお勧めしている。
ここに美味しいスープ!鶏肉に続いて麺で仕上げ。韓国を再び訪れさせる味だそうだ。
◆ 2位:干しダラのスープ(プゴクク)

< プゴクク >

< プゴクク >
スープの味も栄養も豊富だが二日酔いに良い干しスケトウダラのスープ。
韓国人には普通の味だが日本人たちはそのすっきりとした味にはまって親指をためらわずに立てる。
韓国に来るたびに食べるというマニアも多い。
日本の主婦は韓国の知人にこのレシピを伝授してもらい、直接料理したりするという。
ソウルの武橋洞にあるお店は味も優れているが、一人でも食べやすいところとして紹介されている。
特にこの店でスープの味が最も良いのは午後1時頃だそうだ。
韓国人もよく知らない事実だ。
◆3位:ユッケ(牛刺し)

< ユッケ >

< ユッケ >
ユッケは生のものをよく食べる日本人の特性上、好きだろうということが予想できる食べ物だ。
日本にもユッケがあったし、今でもよく探してみるとあるのかもしれないが、数年前にユッケで食中毒が起きた影響で過去とは異なり入手困難な食べ物になってしまったそうだ。
そうでなくとも食べ物の値が高い日本だが、このような貴重なユッケを韓国で手頃な価格でたくさん食べることができるということ自体が彼らには大きな魅力のようだ。
12000ウォン程度なら大皿いっぱいのユッケ一皿を食べることができるからだ。
推薦しているお店はやはり鍾路のユッケ路地にあるユッケ専門店だ。
◆4位:テジクッパ(豚のクッパ)

< テジクッパ >

< テジクッパ >
意外にも日本人はクッパ(スープ飯)をよく食べるそうだ。
個人的には豚の臭みがあるため嫌がりそうだが、スンデもよく食べるのを見ると、そうでもないようだ。
クッパもスンデクッパ、内臓クッパ、もやしクッパなど様々な種類があるが、トリップアドバイザーは釜山西面市場のテジクッパのお店を推奨している。
テジクッパを食べに釜山に行きたい日本人もかなり多いことだろう。
◆5位:カンジャンケジャン(ワタリガニの醤油漬け)

< カンジャンケジャン >

< カンジャンケジャン >
身がぎっしりと詰まった新鮮なカニ、醤油と薬味が調和を成した味が日本人の味覚を刺激するようだ。
やはり日本の料理には醤油を使用したものが多いからか、似ているから好きなのだろうか。
日本人のレビューには「カンジャンケジャンの臭いまで好きだ」とある。
韓国料理のほとんどがコチュジャンや唐辛子粉で味付けされた刺激の強い食べ物なのに対し、カンジャンケジャンは「醤油ベースで素材の味が生きていて良かった」そうだ。
◆ 6位:アワビ粥(チョンボッチュク)

< アワビ粥 >

< アワビ粥 >
アワビは韓国だけでなく中国、東南アジアなど多くの国で高級食材として愛されている。
日本でもアワビを食べるが、韓国のようにアワビをお粥にして食べることはないようだ。
トリップアドバイザーは釜山の海雲台ビーチにあるアワビ粥専門店をお勧めした。
アワビ粥が初めてだと、緑色の外見に多少驚いたりもするが、一度味わったら抜け出せない味と評している。
もっちりした食感に歯ごたえのあるアワビと内蔵まで…本当に想像以上の味だ。
◆7位:ソソカルビ

< ソソカルビ >

< ソソカルビ >
ソソカルビの由来はドライバーたちが昼食の時間が不足していることから立ってお肉を焼いて食べたことから始まったであるとか、立って食べる群れという意味だなど、諸説の由来がある。
とにかく立って食べるソソカルビは日本人の目には異色にうつるようだ。
日本にも焼肉があるが、高くて安価に食べることができないという。
特に言及されているソソカルビの店は珍しく練炭で肉を焼くところなので一層異色だそうだ。
ただし肉と酒しか売ってないためご飯とキムチなどは持ち込みが可能だと紹介している。
◆8位:かき氷のソルビン

< ソルビン >

< ソルビン >
かき氷の元祖は台湾で、韓国には最初日本を経由して入ってきたと言われている。
高級かき氷のソルビン(雪氷)は人気が高く、数年前に日本にも進出したという、見方を変えると逆転したと見ることもできる。
トリップアドバイザーのレビューによると味も良いが日本のカキ氷よりも種類と量が多いという。
日本にもあるが直接、ソウルに来て食べたいと思う人もいるだろう。
◆9位:タコ炒め(ナクチポックム)&もつ鍋(コプチャンチョンゴル)

< ナクチポックム >

< コプチャンチョンゴル >
意外にもテナガダコの炒め物が好きな日本人が多いらしい。
韓国人たちにも辛いほどなのに、辛いものが好きな日本人の辛味愛好家の間で人気なのだろうか。
牛骨スープに新鮮なタコとニラ、餅やニンニクをたっぷり入れて炒めるタコ炒め。
あまりにも辛くて口が痛くなっても、一口、また一口と中毒になって食べてしまう。
ある日本人はタコ炒めをご飯に載せて韓国海苔をのせて食べると辛さが和らぐと紹介している。
◆10位:サムゲタン

< サムゲタン >

< サムゲタン >
サムゲタン(参鶏湯)はあまりにも有名だ。
日本人だけでなく数多くの外国人に好まれる韓国の代表的な食べ物だ。
濃いスープに柔らかな鶏肉…。
サムゲタンを食べた日本人は多いが、トリップアドバイザージャパンは特においしい店として景福宮駅の近くのサムゲタン専門店を紹介している。
自称サムゲタンマニアとレビューを残した日本人は数多くのサムゲタンを食べてみたが、「こんなにおいしいサムゲタンは初めて」と評した。
-毎日経済-
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