「韓国の人々はすぐに豹変する」

2018’07.05・Thu

対談/植村誠・康熙奉「韓国の人々はすぐに豹変する」

植村誠(探訪ライター)と康熙奉(カン・ヒボン)が韓国をテーマに語り合っています。今回は、韓国の人たちが状況に応じてすぐにコロッと変わることが話題になりました。

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写真=植村誠

何でも面白がる精神

康「ソウルで地下鉄に乗っていると車内に物売りさんがよく現れますよね」

植村「結構来ますね」

康「その物売りさんが車中ですごく大きな声で商品の説明をする。売っているのは傘とか乾電池とか扇子とか。そのとき、難しい顔して新聞を読んでいるキャリアウーマンみたいな人が本当に嫌そうな顔するんです。それを見ていて、『この人は絶対に買うわけないよな』と予想するのですが、物売りさんが前に来るとあっさり買ったりするわけですよ。本当にコロッと変わる(笑)。買いそうもないような人が、喜んで買うというギャップが面白いんです」

植村「物売りさんの出現は大好きですね。地下鉄の中で『ここに取り出しましたのは……』とオッサンが汚い箱から商品を出すわけです。『こんなの誰が買うんだろう』と観察していると、それが結構売れるんですよ。韓国に行くたびに、地下鉄に物売りさんが現れると、『いいなあ』と喜んでいます。日本のネットの記事では、韓国の物売りさんをバカにする意見もありますが、そこを非常に面白がれる人というのは、おそらく韓国だけではなく、アジアの旅を大いに楽しめると思います」

康「南大門(ナンデムン)市場の屋台で食事をするときに注意深く見ていると、人によって勘定が全然違うんですよ。定価があってないようなもの。お店の人も出せる人と出せない人を瞬時に見分けて、出せそうな人は高めに設定して、そうでない人にはそれなりの料金にする」

植村「それが韓国的な臨機応変ですね」

韓国的な序列主義

康「相手を見て瞬時に対応するというのは、やっぱり儒教の国らしい序列主義を感じますね。序列に応じて、言葉遣いを変えなければならないでしょ。つまり、自分と同等なのか、自分より格下なのか格上なのか。それによって、言葉遣いや態度を全部変えていくわけです。その序列の根拠というのは、年齢だったり、男女差であったり、経済力だったり、学歴だったり……。そのすべての要素を瞬時に見分けて自分の立ち位置を決めるということが韓国人は慣れている。権威主義的で横柄な人もいるけど、臨機応変に対人関係をこなすことが韓国では特に求められますよね」

植村「いま序列とおっしゃいましたが、1つ印象に残っていることがあります。ソウル駅の課長さんに一度いろいろお世話になって、改めてまた行ったら、たまたまキップ売り場の窓口に課長さんが座っていたので挨拶したんですよ。それで、『今日はKTX(高速鉄道)の取材をしに来ました』と言ったら、『本があるかちょっと待ってて』と彼は部下に何か指示しました」

康「課長さんも世話好きですね」

植村「ええ。ところが、キップ売り場なので並んでいる人たちがいるわけです。ちょっと迷惑かけちゃまずいと思ったので、窓口をどいたんですよ。その間にも課長さんはこちらを気にして、話しかけてきました。そうしていると、キップを注文していた客が、『何でこんな奴を相手にすんだ』みたいな顔をしました。悪意まで感じませんけど、伝わってくるんですよ。ところが、その課長が『ソンセンニム(先生様)』とこちらを呼んだわけです。その瞬間の韓国人の客の変わりよう。そのとき、儒教文化の序列社会というのを感じました」

康「課長さんの年齢は?」

植村「自分と同じくらいだと思いますが、並んでいた客は自分よりちょっと年上という感じでした」

康「客からすれば、『ソンセンニム』と呼ばれた植村さんのほうが序列が上だと思ったんでしょうね」

情が深い人たち

植村「韓国南岸の青山島(チョンサンド/ドラマ『春のワルツ』のロケ地として知られる)に行ったときに、たまたま行き合った女性が小学校の先生で、僕が『旅行のライターをやっています』と自己紹介をして、『お仕事は何をされているんですか?』と聞いたら、『ソンセンニム』と答えました。『自分でソンセン(先生)にニム(様)を付けるのか』とビックリしました。日本人には理解しがたい言葉の習慣で、面白かったですね。それから、麗水(ヨス)での話なのですが……」

康「本当に韓国のあちこちに行っていますね」

植村「ええ。麗水の露店にふらっと入ったんですよ。他に客がいませんでした。あのとき、おばさんに何を注文したか覚えてないですが、注文したら『エッ』みたいな感じだったので、『もしかして、このおばさんは日本人が嫌いなのかな』と思いました。それでも、『そんなこと知ったことか』と座りました。料理は結構おいしかったんですよ。実際、おいしそうに食べているのが相手にも伝わったみたいで、『どこから来たの?』みたいな話になって僕が『これ、おいしいね』と言ったら、相手もすっかりご機嫌になりましたね。表情があまりに変わったのでビックリしました」

康「韓国人は対応の変化が著しいですからね」

植村「浦項(ポハン)でも同じことがありました。お店に入ったときにおばさんは僕が一発で日本人とわかったみたいで、『何でこんなところに日本人が入ってくるの?』みたいな態度だったんですよ。それで、僕がウルルンドの地図を見てたら、『あれ、ウルルンドに行くのかい』と言ってきたんです。それから、おばさんはすっかりご機嫌になっちゃって、リンゴをむきながらサービス満点。ちょっとしたきっかけで、韓国の人って、コロッと変わりますね」

康「女性の場合は、最初から愛想良くしている人はいないですよ。なぜかというと、女性は他人に対してむやみに愛想を良くしちゃいけないみたいな儒教的伝統がありますから。逆に、女性が最初から愛想良かったら『何かあるな』と勘繰ったほうがいいと思います。ただ、もともとはみんな情が深い人たちだから、対応してしゃべっているうちに打ち解けてきて、いろいろと世話を焼いてくれると思いますが……」

植村「地方に行けば特に、情が深い人たちが多いと感じますね」

-愛してる韓国ドラマK-POP-



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