韓国ドラマにはお見合いの…
2018’11.10・Sat
韓国ドラマにはお見合いの場面がなぜ多いのか
若い登場人物が両親や祖父母の勧めによってお見合いをする場面が韓国ドラマにはよく出てきます。
日本ではお見合いがかなり少なくなってきましたが、韓国のほうはどうなのでしょうか。

ランチタイムにお見合いする
儒教思想が根強く残る韓国では、結婚は個人ではなく家同士がするものだという意識がとても強いようです。
恋愛は個人の自由だとしても、いざ結婚となると、双方の親が相手の家柄や経済状況まで細かく把握して、結婚にふさわしい相手かどうかを判断することがあります。
相思相愛となって結婚を誓ったカップルが、親の反対によって別れさせられるということもよく聞きます。
その逆が、お見合い結婚です。
実際、韓国ではお見合いによる結婚の確率がとても高いのです。
日本では「お見合いでの結婚」が最近は随分少なくなりましたが、韓国では半分近くがお見合い結婚だという調査結果もあります。
また最近では、週末にお見合いをするのは時間がもったいないからと、平日のお昼休みにお見合いをする若い人が増えています。
まさに、「ランチタイムお見合い」です。
ドラマは現実を反映している
この「ランチタイムお見合い」は、業者が斡旋する場合もあれば、知人や友人に相手を紹介してもらい、双方で相談して決める場合もあります。
1時間ほどのお昼休みでは、相手のことはよくわからなさそうですが、「好き嫌いは第一印象で決まる」と考える人が多いようです。
もちろん、ランチだけなら食事代がそれほどかからないのも人気の理由です。
そして相手を気に入ると、その日の夕方か週末にデートをするそうです。
ちなみに両親が勧めることの多い韓国のお見合いですが、会うのは本人同士の場合がほとんど。
相手の家柄や経済状況などについては、双方の親が事前に調べています。
ごく稀に母親同士が出席することがありますが、あいさつだけ交わすと退席してしまいます。
両親が面と向かって顔を合わすのは、二人の結婚が了承された後です。
以上が韓国のお見合い事情ですが、現実的にお見合いから結婚に発展するカップルが多いので、その世相を反映して韓国ドラマにもお見合いの場面がたくさん出てくるのです。
-愛してる韓国ドラマK-POP-
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