韓国で焼肉を食べると…
2019’08.12・Mon
韓国で焼肉を食べると果たしてどういうことになる?
韓国に行ったら、絶対に焼肉を食べたい。
しかし、注文を間違わないようにしなければならない。
韓国で焼肉といえばまずはプルコギなのだ。
「プル」は火で、「コギ」は肉という意味。
これは味がついたロース肉をヂンギスカン鍋のような鉄板で焼くものだ。

これだけの一品料理がみんな無料!
一品料理はすべて無料
韓国で肉を焼いて食べる、というと、一番ポピュラーなのが、味が付いていない豚肉を鉄板で焼いて塩入りのゴマ油で食べる「サムギョッサル」だ。
安くて人気がある。
一方、日本の焼肉のように網焼きで食べたければプルコギでなく「カルビ」を注文すればいい。
味が付いた骨付きカルビをハサミで切りながら炭で焼いてくれる。
これなら、「本場で念願の焼肉を食べた」という気になるだろう。
まずは、カルビ2人前とビールを注文した。
先に出されたビールを飲んでいると、カルビが焼き上がる前にテーブルいっぱいに一品料理が並んだ。
白菜キムチ、生野菜、味付けネギ、メカブ、カニ、モヤシ、水キムチ、豆腐……。
出てくる、出てくる。
メインディッシュさえ注文すれば、こうした一品料理はすべて無料でお代わり自由だ。
ビールのつまみに最高なので、小皿に盛った一品料理もどんどんなくなっていく。
その度に頼むと、愛想よく次々と持ってきてくれた。
景気よく食べていると、他の客の相手をしていた50歳くらいのアジュンマ(おばさん)がやってきた。
根は親切
アジュンマは、雰囲気からいって女主人であることは間違いない。
ニッコリ笑って、網で焼いていたカルビを手際よくハサミで切り始めた。
このアジュマがやたらと明るい。
こちらが日本から来たと知って、ブロークンな日本語で怒濤のように話しかけてきた。
「あんたたち、いい男だから、私が食べさせてあげるわ。ホラ、肉はこうして味噌を付けて葉っぱに巻いて食べるとおいしいのよ。口をアーンと開けて。なに、恥ずかしがってんの。口を開けなさいってば。そうそう、でっかい口ねえ、何でも食べられそうね。そっちのメガネの人も口を開けて。日本はどこから? 東京? 東京って物価が高いんだってねえ。韓国のほうが肉は安いから、もっとカルビを食べなさいよ。もう2人前、持ってこようか」
話が途切れたと思ったら、注文の催促である。
いかにも商売上手なアジュマだ。
しかし、根は親切。
次々に、新しい一品料理を持ってきてくれた。
すべて無料。
本当にうれしい。
満腹になったところでアジュマの笑顔に見送られて店を出た。
韓国で美味しいものをたくさん食べるという醍醐味を感じた。
-愛してる韓国ドラマK-POP-
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