なぜペ・ヨンジュンさんから義援金が来たのですか?
2011’05.21・Sat
3台の医療支援車はどうしてNPOに来たのですか?

この質問は、「きぼうときずな」の記者発表で誰も聞いてくださいませんでした。
ホームページhttp://kiboutokizuna.jp/index.htmlで私が動画に出て、経緯をご説明をしなければならないと思っていますが、こちらのブログを読んでいただける方には先に文章でご説明をいたします。
ペ・ヨンジュンさんは震災が発生して、早い時期に義援金をくださいました。
7800万円は韓国のウオンの単位にするとキリのよい金額になるのだそうです(換算できませんが)。
海外からの義援金の管理責任は政府にあるのですが、実際に運用するところはペ・ヨンジュンさんの日本代理店でした。
ペさんから医療目的で義援金を使って欲しいとのご要望があり、相当数の寝具が被災地に行き渡ったところで、少し義援金が余ったので、政府はそれを医療目的の何に使おうかと考えていたところへ、私が所属するNPOが以前から長期医療支援の提案書を提出しており、内容の一部に車が1台ほしいとあったのが偶然のドッキングを見たというのが事の始まりです。
その頃、NPOはすでに医療支援活動を開始していました。
レンタカーと運転手さんは現地で調達していました。
ペ・ヨンジュン号が3台やって来るというニュースを聞いたときは、天からプレゼントが来たような気持ちになりました。
そこから先は以前にも書きましたが、手続きや車庫証明、塗装のデザイン依頼などで大忙しでしたが、NPOに3台納車されてきたときは圧巻で、胸がつまる思いがしたものです。

福島県へ向けて出発する日にファンの皆様がお見送りにいらしたことは、一生の思い出になりました。
私は思わず「あの~~ご本人がいらっしゃるわけではないんですけど~~」と申しあげてしまいましたが、ヨンさまのお気持ちが大切なのだとおっしゃって、記念写真を撮ったり、「きぼうときずな」の横断幕を持って手を振ってくださり、なんともファンというのはありがたいものだとビックリです。
わたくしなんて悪口を言われることはあっても旗ふってくれる人なんかいないんじゃないかと、その差に愕然としたりしました。

今後は、ペ・ヨンジュン1号・2号・3号車が、相馬、いわき、郡山でそれぞれ活動します。
運転手さんはすべて現地で来年3月まで雇用し、医療支援車は現地の避難所や個別住宅それから仮設住宅などでお暮らしの方々を訪問する足となります。
もちろんお買い物やクリニックの送迎にも活躍します。
もしかしたらファンの方々から運用資金も少し集まるのではないかと私はひそかに期待をしている次第です。
-石井苗子の健康術-
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