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日韓の二千年の歴史11

2019’03.25・Mon

日韓の二千年の歴史11/百済寺跡と鬼室神社

660年に百済が滅んだあと、多くの難民が日本に渡ってきた。
百済では最後の国王であった義慈王(ウィジャワン)の直系子孫は絶えたが、日本には義慈王の息子の勇がいた。
この勇は、663年の白村江の戦いに敗れた豊璋の弟で、664年に難波に住んでいたことは間違いないようだ。

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枚方市の百済寺跡

百済寺跡

勇の曾孫が敬福(きょうふく)だ。
聖武天皇の時代に東大寺で大仏を鋳造するときに、敬福は陸奥国で産出した黄金を寄贈した。
その功績によって河内守に任ぜられ、中宮(現在の枚方市)の土地を拝領した。
750年頃、敬福は百済寺を建立して先祖を祀った。
伽藍は壮大で他の寺院を圧倒する規模だったという。
すでに百済が滅んで90年が過ぎていた。
王族の末裔が日本で成功したがゆえに、百済の名を冠した大規模な寺が建立されたのだ。
果たして、華麗な王朝文化を花開かせた百済の魂は、はるかに海を越えて日本にたどりついたのか。
しかし、どんな魂も時間の積み重ねによって幻になることは避けられない。
度重なる火災によって伽藍は焼失を繰り返し、最後には灰塵に帰した。
結局、百済寺は約400年間続いて衰退したのである。
今は、大阪府の東北端に位置する枚方市に跡地が残っている。

京阪電車の「宮之阪」駅を下りて、曲がりくねった坂をゆっくりのぼっていくと、「史蹟 百済寺跡」と記された石柱がある。
石畳の階段を上がると、そこが百済王神社で、右どなりが樹木が生い茂る公園になっている。
その公園こそが、かつて百済寺があった場所だ。
この跡地では、寺の金堂、回廊、東塔、西塔、南門、中門などの遺構が発掘されたという。
礎石がいくつか見える。
東塔と西塔を支えた基礎のようだ。
あとは何もない。
壮大な寺を想像させるものは何も残っていない。
平安時代の末期に姿を消した百済寺。
以後は、土地が荒れ果てたまま放置されていたとしても、こうして「史蹟 百済寺跡」として現在に残っていることが奇跡のように思えてくる。

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鬼室集斯の墓碑が納められた石祠

鬼室神社

豊璋の弟の子孫が日本に定着した一方で、彼に殺された鬼室福信の一族はどうなったのか。
実は、福信の直系が日本に移り住んでいた。
その名は鬼室(キシル)集斯(チプサ)。
福信の息子である。
父が豊璋に殺されたあと、とばっちりで命を落とさなかったのは幸いだった。
彼は一族郎党と一緒に日本に逃れてきて、畿内に定住した。
朝廷によほど強い百済系の人脈があったのか。
あるいは、学識が抜きんでていたのか。
集斯は学識頭(教育を司る役所の長官)に任じられた。
後に近江の小野(この)に住み、688年に没して埋葬された。
その場所が鬼室神社となった。
訪ねてみると、古びた本殿の裏に石祠があり、高さ1メートルほどの石の扉の中に集斯の墓碑が納められていた。

墓碑をこの目で確かめてはいない。
石の扉を開けられなかったので、掲示板の写真で確認したのみである。
写真によると、墓碑はコケシのようにくびれがある形をしていた。
高さは70センチほどであろうか。
こじんまりした大きさのようだ。
集斯が世を去って1400年以上が過ぎている。
鬼室神社の周囲はなだらかな丘陵地帯で、近江を象徴するような広い平野部ではない。
起伏のある土地の隅々から小動物がひょっこり姿を現しそうである。
この土地を終の住処にしながら、集斯は亡国となった百済をどのように偲んだのであろうか。

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