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ユニクロ広告論争

2019’10.22・Tue

「不注意」と「誤解」から始まったユニクロ広告論争

日本製造・直売型衣類(SPA)ブランドのユニクロがフリース製品のテレビ広告を中断した。
「慰安婦おばあさんがまだ80年前のことを掘り返している」というニュアンスを広告に込めたという「誤解」を受けたためだ。
「ミス」から始まったことだった。

事情はこうだ。
先日、ユニクロは広告を一つ出した。
13歳のファッションデザイナーの少女と98歳の着こなしのいい年配女性が同時に登場して話を交わすという内容だった。
2人は英語で会話をする。
少女は年配女性のファッション感覚に感心して「着こなしがとても素敵だけど!私くらいの年齢のときはどんな洋服を着ていたの?」と質問する。
年配女性は「まあ!そんなに昔のこと、覚えていないわ(Oh my God,I can’t remember that far back)」と答える。

しかし、韓国内で放映する広告にユニクロは「まさか!80年以上も前のことを覚えているかだって?」という字幕を付けた。
80年前の1939年は日帝強占期で数多くの韓国女性が日本軍慰安婦として連れて行かれた時期だ。

ネットユーザーは「原文にはなかった80年という数字をあえて入れたことはおそらく意図的」と解釈した。
これはSNS等を通して広まった。

誤解を受けるだけのことはあった。
日本で放映された広告の中字幕は「昔のことは忘れた」となっている。
韓国の広告だけに数字を入れたのだ。

ファーストリテイリングコリア関係者は「各広告内の字幕は該当国家のマーケティングチームが自然に解釈して入れた」とし「2人の年齢差が大きいことを強調するために『85歳の差』を実際に話すように自然に『80年以上も前のこと』と意訳した」と説明した。
続いて「慰安婦おばあさんのことには全く思い及ばず、このように解釈できるだろうとは考えすらできなかった」と付け加えた。

批判が広がるとファーストリテイリングコリアは「多くの方々が不愉快に感じた部分について重く受け止める」として該当の広告を中断した。
多くの人はユニクロが不注意だったと指摘する。

これに先立ち、韓国の不買運動に対する失言が問題になって売り上げに打撃を受けたユニクロだからこそもう少し慎重であるべきだったという指摘がある。
だが、これを直接慰安婦おばあさんと結びつけて感情的に対応することを気まずく見る視線もある。

事実、この広告は好評だった。
年配女性のファッションスタイルをほめる大胆な少女の口調や年配女性の自信あふれる態度がよかったと考える人が少なくなかった。
だが、ユニクロの慎重でない態度が誤解と相まって状況を悪化させた。

「ファーストリテイリングコリアのマーケティングチームスタッフも韓国人だ。まさか慰安婦おばあさんのことを考えてそのような字幕を入れただろうか」という一部の消費者のコメントは埋もれてしまった。

-韓国経済新聞-



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